2017/03/24

「耳の良さ」を間違えないこと。絶対音感があることは耳の良さではない?

ボイストレーナーの浜渦です。
ボイトレツイッターアカウントで呟いたことを取り上げたいと思います。

絶対音感が欲しいと思っている方はとても多いようです。

声という楽器には、本体(身体)呼吸、声帯が主なパーツです。

声帯は本体ではありません。太鼓の川の部分のようなものです。太鼓の本体は胴体ですよね
しかし、絶対音感があるがゆえに、声の命とも言える楽器本体(すなわち身体)をいとも簡単にくずしてしまったり、
常に本体の形を変えることで、ただしい音程を取り続けている人がとても多いのです。
(耳の良さとは、まずなにがあっても身体をくずさないこと。音程とる耳の良さはその次なのです)

しかし、これだと楽器の形が一定ではないため、まるで一貫性のない声が出続けることにもまります。
音程も歌詞もあっている、声も出ているのに、全くつまらない・・・
なんていうことが起こってしまうのは、ここに大きな理由があるのです。

さて、ここで楽器本体とはなんだ?という方も多いとおもいます。
楽器本体には、
主に高音や声のコントロール性を作る場所
主に音色をつくる場所
主に「感動を創り伝える場所」
の3つがあります。
(はまうず式発声法においてのお話ですが、どなたでも納得いただけると思います)

このあたりは次回あたりに。
ここに現代の養成所やお手軽なボイストレーニングの普及の弊害も隠されているのです。
とくに表現の要「感動を創り伝える場所」については恐ろしいほど放置されているのです。



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2017/03/21

ルールは基本的にできない人間のためにあることを忘れてはいけない

ボイストレーナーの浜渦です。

「ルールは基本的にできない人間のためにある」

…こういうと、いろいろな反論が聞こえてきそうですが、音楽家、美術家、俳優さんなど、またそれを目指す方には是非お聞きいただきたいと思います。

ルールは基本的にできない人間のためにあることを忘れてはいけない、と言ったものの、
ある事象について、できない人の割合が100%に近い場合もあるでしょう。

昨今、道徳や善行、正義までもがルール化されていることに気づかなくてはなりません。

ルールの中でできることに安心しては成長はないのです。
…だからルールを守ってることが偉い、ということはおかしなことなのです。

「ルールがないとめちゃくちゃになってしまうだろ!」

もちろん、その通りです。
ただルールをなくすだけでは無法地帯になるだけです。

ルールを必要としない人間になるには高潔な人間を目指さねばならないのです。

ルールを持たずに生きるために必要なもの、それこそが高い道徳とプライド、
あるいは神の存在なのかもしれません。
(私は無宗教ですが…)

それでもやはり人間は完璧でない。
だからルールを作るのは必要だと思います。
私などルールがなければあっという間に破綻するでしょう。

しかし、ルールはできないが故にあることを忘れないこと。
本当はお互いに成長する中で、ずっと変化し続け、そしてやがてはなくすことを目指すことを忘れてはならないのです。


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2017/03/17

レッスンを受けるのが上手い人・ヘタな人

ボイストレーナーのはまうずです。
2008年1月29日の記事です。
ご好評を頂いておりますので、今一度掲載させていただきますね。


さて、レッスンを受けるのがヘタな人、とは?

臆病な人?緊張する人?

確かに度を過ぎるとこれらはレッスンを受ける上で弊害となるかもしれません。
しかし・・・そんなに大きな問題でもないのです。
生徒と講師がコミュニケーションを取り合う中で、解決できるでしょう。
(生徒さんをやたら緊張させる講師は問題でしょう。特に権力があるなら尚更です)
ではどんな人がヘタか・・・

①完璧を求める人
②自分で自分を評価する人
③先生の言うことを疑う人
④先生の言うことを信じすぎる人(!)
⑤できないと悩む人(考えるのではなく「悩む」)
⑥すぐ結果を求める人
⑦見本を見聞きするとき、もう一緒にやってる人(笑・最後まで聞け~)
⑧どうせできないのが分かっているのにワザワザ躊躇する人
この中で当てはまるものはいくつありますか?

実はこれらは私の若い時そのままです・・・
ン・・・!これって自信がないくせにプライドが高いってことか???
わたしってイヤなヤツだったんですね(笑)。今でもそうかもしれませんが・・・
では解説を・・・
①は芸術に「完璧」などないですよね。一生向上し続けないといけないのですから
②は、ならばレッスンに来る意味が薄れてしまいます
③は、まず信じましょう(笑)
④これは盲点。信じすぎないこと。完璧な先生もいません。先生も一生向上し続けならないのです。
信じすぎる人は、どんなことについても、離れていくのも早いはずです。
完璧な先生がいたとしたら・・・お月謝も雲の上の金額に(笑)。お月謝だけ「雲の上」の人もいるかもしれませんが・・・
⑤最初からできるはずはないのに悩む。つまり開き直れないのはプライドのせいかもしれません。自分を赤ちゃんと思いましょう。またそう思って接してくれる先生を見つけましょう。
⑥算数ではありません。答えは無限大。
⑦つまり、話を半分しか聞かないひと。すぐに分かった気になる人。これはレッスンでなくても問題か・・・?
⑧躊躇してもしなくてもできないなら、躊躇しないほうがお得。やたら「構えてしまう人」も同じですよ・・・おなじアホなら踊らにゃ・・・の気持ちで・・・

書けば書くほど「自己嫌悪」・・・
でもどれかひとつくらい当てはまりませんか?
すべてに当てはまる人は講師向きかも(汗)
これでレッスンがたのしくなりますよね。
反対をやればいいのですから・・・!?

※無断転載を禁止します(過去分を含む)
 希望の方はご一報ください



2008年01月29日10時14分20秒 記


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2017/03/12

人間。

毎日楽しみ、
毎日怒り、
毎日絶望し、
毎日祝い、
毎日歌い、
毎日踊り、
毎日祈る。
そのすべてに品を持って美しく。
そして苦しみ抜いて考え抜く。
それがなくて何の人間ぞ。


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2017/03/09

「お客さん」と共有できる「お客さん」が共有したいと思える呼吸をしましょう!

ボイストレーナーの浜渦です。

みなさん、花粉はいかがでしょうか?
私は鼻や目の周りにワセリンを塗ってしのいでいます。
なかなか効きますよ!
ただし、皮膚の弱い方や合わない方もいるかもしれませんので慎重に…

さて、声をだしていると、
ちゃんと呼吸できているか、発声できているか、気になりますよね。

そんな時思い出して欲しいことがあります。
「お客さんにどんな呼吸をして欲しいのか」

それは取りも直さず

「お客さんにどんな気持ちになって欲しいのか」

ということです。

もし、ハラハラドキドキして欲しければ、
みなさんがハラハラドキドキした呼吸をしなければなりません。

ワクワクドキドキなら、みなさんがワクワクドキドキした呼吸。

なぜなら、お客さんは、
目の前の演奏者や役者の
「呼吸を真似する能力」があるからです。


どんなに自分では感情を込めているつもりでも、
正しい発声をしていても、
「共有できる呼吸ができているか?」
「共有したいと思える呼吸をしているか」

これができていないと、独りよがりになりかねません。

それも、お客さんの数が多ければ多いほど、スケールを大きく。
もし、小さな舞台やお客さんが少なくても、将来やりたいステージを想像してくださいね。

それではまた、お目にかかります!


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2017/03/02

ニセモノの一流より、三流でも「本物」を目指したい。

ボイストレーナーの浜渦です。

沢山拍手を貰いながら、本物を知る人に陰で笑われていることは良くあります。
一方、閑古鳥が鳴くステージで拍手もまばらながら、
本物を知る人に「良かった」と言われることもあります。

どちらが良いとも言えません。
しかし、後者の方が嬉しく前者を恥ずかしいと思う人も多いはずです。
たくさん拍手をもらった前者はもしかすると、ニセモノの一流であり、
全く売れなくてでも、本物に認められた後者は本物の二流、あるいは三流かもしれません。

本物を求めると儲からないことも多いのです。

もちろん、本物で一般受けもすればなお良いとは思います。
でも、私は思うのです。
みんなが本物で
その中で優劣や人気者や不人気者、上手い下手があったって、
そんなものどうでも良いじゃないかと思うのです。

超一流、一流、二流、三流、いろいろあれど、みんな本物。

そんな世界を目指したいのです。

今の世の中はどうでしょうか?
うまくやったものが一流だとすれば、それは本物でしょうか。

本物の一流はその数は限りなく少なく、
超一流になれば、探してもなかなか見つからないレベルのはず。

私はレッスンで、ただでるだけの高い声や、
うまく「聞こえる」方法を教えないというのはこういうところにその意図があります。

本物であれば、その才能やレベルにかかわらず、
個性あふれるそれぞれの表現は必ずできます。

私は上手いことを否定しているわけでも、技術を否定しているわけでもありません。
それらは素敵なこと。
しかし、それらを隠れ蓑にして、
本質を失えば、表現とは一体なんなのだろうかと・・・

この閉塞した世の中。
声を出す職業に限らず、あらゆる職種の方と一緒に、
本物とは何かを考えていきたいと思います。
私は、本物とは、包み隠さず自分の実力をそれ以上に見せることも、
それ以下に見せるような卑屈なこともせずにありのままに生きることだと思います。
それは孤独でいつ食いっぱぐれるようなことになるかわからない生き方かもしれません。
・・・しかし、だからこそ、人は助け合うのではないでしょうか?

今日も、好きなことを書かせていただきました。。。


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2017/02/28

枠組みに嵌るな。壁を作るな

ボイストレーナーの浜渦です。

今の世の中はあらゆることに壁や枠組みをを感じます。
その壁のなかで生きられるものの中でだけ優劣がきまる…だから変革が起こらない。

日本のホワイトカラーの生産性が著しく低いのはこういうところにも、
その理由があるのかなと思います。
残業にウンザリしながら、生産性の低さは棚に上げてしまう…
しかし、この層が社会の枠組みやステータスを作ってしまっているのかと疑わずにもおれません。
…彼らは「真のリーダーシップがないからだ」とのたまう。

そんなんじゃ何も変わらねぇよ、と。

強いリーダシップは中小企業の大将こそ必要でしょう。
大企業のホワイトカラー層こそ、
本当は自営業者としての個人のリーダシップが必要だとおもうのは私だけでしょうか?

…かといって若者もそういう枠組みに抵抗せず、その枠組みから外れないように保守的になっているように思います。
(それを人生の先輩方の多くは責める権利はないでしょう)

ニコロ・マキアヴェッリは以下のように述べています。

「困難な時代には、真の力量を備えた人物が活躍するが、太平の世の中では、財の豊かな者や門閥に支えられた者がわが世の春を謳歌することになる。真に優れた大人物は、国家が太平を謳歌している時代には、得てして冷遇されるものなのだ。」

現代は困難な時代とされているようで、まさにこれだと思います。
どこかで守り守られる壁、枠。

そんな社会が作った枠から漏れたり、
その枠の中では活躍できないようなひとがたくさんいるように思うのです。
才能をくすぶらせているひとが。

芸術も似たようなものです。
声楽の世界も、ジャズの世界も枠組みだらけ。
ボイトレの世界ですら枠を作ろうとする。
枠のおかげで、芸術にはあってはならない、
「何級とか何段」とかがうまれ、勝手にヒエラルキーが作られ、個性を失い、
芸術っぽいもの、声楽っぽいもの、ジャズ風など、雰囲気の世界に堕してしまい、
本物からは離れてしまいかねません。

なるほど、その中では上手い人もたくさんいるし、テクニックもある人も多いし、
枠のおかげでむちゃくちゃひどい人は排除もされるかもしれません。

しかし、その枠組みの中だけの話で、
下手な人からはスゴイと思われつつ、
「本物を持つ人」からは、心の中で笑われているかも知れない。
…そうだとしたら、こんなに恥ずかしいことはない…

たくさん拍手をもらっても「本物のひと」から笑われるなら、
どんなに下手でも「おもろい表現してるな」
というのがスジだと思うのです。

私は、みんながプライドやステイタスや生まれや貧富の差や宗教観や主義主張の差や壁や囲いを捨てて、
こころから楽しく表現ができる世界を夢見て、無力なりにこれまでやってきました。
みんなが本当の、人間らしい表現ができれば、上手いかろうが下手だろうが、そのひと自身もみんなも喜び合えるはずだと信じてきたからです。
もしみなさんが本当の表現をしたいなら、
枠にとらわれない本当の生き方をしないといけないでしょう。
もし枠の中にあったら、その中で、本質を見失わない努力が必要でしょう。
身体を開き真ん中に息を通し、何があってもこれを貫くこと。
自分を開いてバランスを取ること。

それができないで、腹式呼吸や鼻腔共鳴やミックスボイスが何の役にたつでしょうか?

好き勝手書いてごめんなさい…


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2017/02/26

練習に根性は必要…!?

ボイストレーナーのはまうずです。
ただ今、兵庫はは尼崎で関西レッスン中です♪
今日はfacebookページよりご紹介します。


facebookページおよびtwitterも合わせてよろしくお願い致します。
twitterでは日々のレッスンの中で生まれたヒントや声のお役立ち情報を随時UPしております。



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2017/02/25

関西レッスンへむけて出発!

ボイストレーナーの浜渦です。

明日から少しの間だけですが、関西レッスンです。
関西では、私たち兄弟のルーツである、ローゼンビートにてレッスンさせていただいています。

ローゼンビートは私の父母が約40年前に創設した音楽グループです。
いつかは帰ってきたい場所です。

今回は特に、身体全部気持ちよく鳴らすべく、呼吸を身体の真ん中を通す方法を中心にお伝えしようかなと思っています。
歌い方、話し方は自由!
…ですから自由になれるようお手伝いしたいと思います。

関西でのボイトレ・レッスンのお問い合わせは、
ローゼンビートまでお願いします。
info@rosenbeet.com
06-4961-8201
http://www.rosenbeet.com


東京でのレッスンは、以下をご覧ください。
www.song-voice-life.com
さて、間も無く離陸です♪




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2017/02/20

声という「楽器の一貫性」がなければどんなに音域が広くても良い声でも伝わらない!

ボイストレーナーの浜渦です。

どんなに高い声がが出たとしても、その個人特有の「楽器の音色」を崩して出さないたこと。

例えば、トロンボーンを吹いていて、高いところだけトランペットに持ち替えて出したとしたら…。
それなら高い音はひっくり返っても、出なくてもトロンボーンのままが良いですよね。

チェロを弾いていて、高いところが来たらヴァイオリンに持ち替えたり、低いところに来たらコントラバスに持ち替えたり…なんてしませんよね。

声も同じことなんです。
その楽器特有の音色を捨てて出す高音や低音はどんなに共鳴があっても伝わらないのです。
それぞれの音域では良い声だとしても、
楽器一貫性がなければ伝わらないのです。

高い声を出したい…その想いは大切です。
しかし、その理由は、
「同じ楽器の中での表現の幅をより広げるため」であって、
決して、音域を広げることそのものが目的ではないはずです。

逆に楽器を変えて、高い声や低い声を出し、表現を失ったら、本末転倒ではないでしょうか?
ぶれない、しなやかな身体という生きた楽器を作りあげる。
そして、同じ楽器からいろんな音色が生まれでる。
こんなに気持ち良く、ただ楽しい、素敵なことも、そうはありませんよ!
ぜひこの感覚をみなさんにも体感していただきたいのです。

さてこの写真、近所のスーパーで売っていたエビフリッターチリソースです(^^;

…どんなに外側のテクニックを広げても、中身がこれではさみしいですよね(笑)
声も、共鳴やミックスボイス云々。テクニックに埋もれないように気をつけてくださいね♪


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