2016/03/04

ボイトレ・レッスンで「トレーナーに必要なもの」とは?〜トレーナー・スクール選びの参考に

ボイストレーナーのはまうずです。

今後、ボイストレーニングのスクールの選び方や、
業界の現況や問題点についても「批判的にならないよう」書いていきます。


【レッスンで大切なのはメソッドなのか?】


最近、ボイトレ業界においても、認定制度などが生まれています。
(私は生徒さんに認定されれば、それでよいのですが・・・)
そして多いのが『●●先生の「△△メソッド」』
それぞれに特徴があり、面白く、大変参考になります。

私にもボイトレの師匠がいました(S先生=「MISIAなど有名アーティストを指導された方」)。
S先生は私に惜しみなく、その「S先生式メソッドと指導法」を教えてくださいました。
私自身そのメソッドで、音域はぐんぐん伸び、とても勉強になりました。

「なんでこんなに簡単に教えてくれるんだろう?」

S先生は私の父の弟子であったから、その関係もあり、可愛がってくださったのは間違いありませんが、
こんなに簡単に渡してくれるとは。

そして、私は、S先生メソッドで
「これで私もS先生並のスーパーボイストレーナーだ」
と、甚だしい勘違いをしてしまったのです。


【そのメソッドをまるまる真似して教えても意味がない!】


ある先生が開発したメソッドは、
その先生が自分の頭と身体を実験台に、
また多くのレッスン経験の中からうまれたもの
です。
何が言いたいかと言いますと、そのメソッドは

「その先生だから最もわかりやすく伝えられる方法」

であって、他のトレーナーが参考にはしても、
そのまま「まるまる」真似しても、
なかなかうまくいきません。いくはずはありません。
その先生の感性だからこそ、その先生の身体や性格だからこそできたことなのです。
それなのに、その先生のメソッドをやってますと「看板」を掲げても、
不遜と思わざるを得ないのです。

だからと言って、最初から完全オリジナルのメソッドを開発するのも不可能です。
私たちは声を出して話している時点で、誰かの真似をしています。
だから話せるし、イントネーションも作れます。


【今の時代どのメソッドも目指すゴールは同じ!?大切なのは伝え方】


私が舞台から降り、ボイストレーナー専門プロとして歩み始めた頃は、
まだまだ「根性論」のレッスンが多く、
「気持ちが足りないから」
「俺の真似してみろ」
と言った言葉が飛び交うのレッスンがスタンダードでした。
それに嫌気がさし、
「理論的なレッスンをする先生がいないのか?では私がなろう!」
としたのがそのキャリアのきっかけです。

最近は、業界全体で論理的な、レッスンをするようになってきています。
(ここはクラシックの声楽は未だに弱い・・・)
よく考えてみれば、ボイトレに通う目的は、
「良い声が出て、歌唱力が上がり、滑舌よく、大きな声が出て、etc」
方法論も進化しましたが、
「ミックスボイスが腹式呼吸が、、、」
と目指す技術に大差ありません。

大差ないとなれば大切なのは、
「誰よりも分かりやすい」「通うことが楽しい」
ということが挙げられます。ですから私は、
どんな性格の体格の、症状の生徒さんがいらっしゃっても、
同じレッスンはせず、その生徒さんの全体像をみながら、

「何を?なぜ?どのように?」

を明確に伝えるためにどのアプローチを柔軟に変え、修正し、
どのアプローチでも「腑に落ちて納得」していただけることを、
肝にしています。

【技術偏向に対する警鐘】


長くなってもうしわけありません。
最後に、技術偏向に対する警鐘を。
確かに業界から根性論は減ってきました。

その一方で、技術偏向がすこし気になります。
「上手いけれど感動はない」
「カラオケ点数が良ければOK」
「ミックスボイス」をやたらと売りにする。
これらに少し疑問を感じるのです。

身体全体を使った溢れる感動の呼吸から出す発声法を、
独自の方法で「とにかくわかりやすく」お伝えしています。
身体全体を使いそのバランスを身体が覚えれば、ミックスボイスはもちろん、
呼吸法も表現法も歌唱力もセリフの力も身につくのは当然のことです。
私は、そういう呼吸から生まれた声は、
きっと相手の「うん」という頷きを得られると思っています。
そしてそこに本当の人間らしい個性が宿るのです。

世の中、色々な宗教、主義主張がありますが、
そういう、想いの溢れた呼吸で話し合えば、歌い合えば、
きっと、考え方はちがっても、すぐには理解できなくても、
納得しあえる、世の中が来る。
これが私のボイトレの最終目標です。
それは100年後か1000年後か10万年後かわかりませんが。


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2015/01/10

ボイストレーナーになりたい方へアドバイス【その2】

ボイストレーナーになりたい方へのアドバイス、その2です。
今日は考え方やシステム面について少しお話しします。。。
その1(方法論・テクニック・メソッド等に対する考え方)はこちら
>>>ボイストレーナーになりたい方へアドバイス【その1】

●先生と呼ばれることに注意
どの世界でもそうですが、権威が付いてくると、教え方がまずくても、生徒さんや学生は、信者のようについてきます。それこそそこに「方法論など皆無、できなければ努力不足!」ということが実際音楽大学では続いているようです。
あくまでへつらうことはありませんが、やはり大切なお金を出してくれていることに責任を持って、
その生徒さんの呼吸を、つまり生きるためのシステムに関わることの責任を感じて欲しいです。

●生徒が辞めてしまうことを恐れない
最初からこれを求めるのは酷ですが、しっかりと自分のレッスンをすること。
それで生徒さんが辞めてもそれは仕方ありません。気をつけないと辞めさせないために、
「おだてたり」やたら迎合したりしかねません。それは講師、生徒双方にとって不幸です。
また気持ちよく辞めさせてあげることも大切です。

●歌や役者をやめるときが来ても・・・
もし生徒さんがレッスンではなく、歌や舞台から降りるときが来た時、
「いままで何やってたんだろ」ではなく、それまでやってきたことがこれからの生活にも生きる。
そんなレッスンを心がけましょう。

●適正な料金をいただく
トレーナーの中には声楽家の先生を含めると、30分で数万円、なんていう先生もいます。
当然、それだけの価値があるかは生徒さんが決めれば良いことです。
もちろん教えるテクニック以外にも「その先生にとにかく会いたい」という方もいらっしゃれば、
「この先生についていれば上に引っ張ってくれる」(私はそういう世界はちょっと苦手ですが)等々、いろんな理由があるかと思います。
中には「安いと不安、高いお金を出すのが好き」なんて方も実際おられました^^;;

逆にとにかくギャランティが安く、レッスン以外の事務の仕事が山のよう…というような、トレーナーを、専門職とは思えないような扱いをするスクールもあるのも事実です…
そこでモチベーションをたもてれば良いですが、仮に保てても業界全体を考えた時、
不当なダンピングは避けるべきだと考えます。

そしてなんか言いにくいですけど、やはりお金は2の次3の次。でも不当な料金にもしない。
レッスンで素晴らしい時間を共有し、生徒さんが成長され、
生きるよろこびを分かち合うことが私たちへの何よりのご褒美だとおもうのです。
かっこつけてますよね?すんませんでした^^;;


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2015/01/09

ボイストレーナーになりたい方へアドバイス【その1】

こんにちは。
ボイストレーナーになりたい方ってそうはいらっしゃらないと思いますが、
最近「どうやったらトレーナーになれるか」
「その資質は?」などの質問を受けることが多くなってきました。

私ごときのアドバイスが役に立つかどうかはわかりませんが、
「自分のことは棚に上げつつ」
いくつかあげさせていただきますね。

あくまで私が思う「本気でトレーナーを専門にする場合」のアドバイスです。

●誰かのメソッドではなく、自分のメソッドを開発する
もちろん、どなたかのメソッドをベースにするのは良いですが、進化させましょう。
受け売りでは、なかなか生徒さんまで届きません。
それにあなただけの教える感覚や伝えられる言葉や、やり方があるはずです。

●テクニックより基礎を教える方が難しい
声は見えません。だからそのニュアンスを伝えるのは難しい。
ですからどうしても共鳴やミックスボイスという、後付けのテクニックを教えがちです。
しかし、そもそも声を出さずにはいられないような、そんな自然な呼吸と、そこから生まれる、
「思わず出たような自然な声」を、導く方がずっと難しく、そしてそれがないとそこそこ上手くなったり、高音が出せるようになっても・・・ただそれだけ、となりかねません。
では基礎とはなんなのか。それが伝えられれば新しいメソッドが生まれいているかもしれません。

●「こうしろ」ではなく「方法論を」「生徒さん一人一人に合わせて」説明すること。
下手すると揚げ足を取るようなことを言ったり、「もっと柔らかく」とか「力抜け」とか「舌根さげろ」と、言葉だけで言うのならだれでもできます。
例えば舌根ひとつとっても、
下げる前に「なぜ上がるのか」では「上がらないためになにをすればいいのか」を渡すのが本筋。
「下げろ」だけではお金を貰ってやる立場としては不遜だといえるでしょう。
また、「こういう風に出せ」と見本ばかり見せる・・・ということになりがちです。
そこに方法論、何故?何を?どうして?
を、明確に提示できることが大切です。カンの良い生徒さんなら良いですが、そもそもできないから来られているのです。

●一度、いままでの自分の発声法・呼吸法を全否定してみる
これは難しいことかもしれません。特にプレーヤーと兼業をしていると相当難しいと言えるでしょう。
例え今のままで自分はうまくできていても、それを生徒さんにそのまま渡すのは危険です。
どんな生徒さんが来てもいろんな引き出しからいろんな答えを出すためには、原点に立ち返ることが必要だと思います。
私の場合は、それまでのプレーヤーの仕事や教える仕事を一切辞めました。それは結構生活面でも大変でしたし、
それまでも結構論理的ないいレッスンができていると思っていたのですが。。。
今思えば恐ろしいことです・・・

●どんな生徒さんにも合わせる能力を養う
生徒さんが「この先生とは合わない」ということはありますが、
講師が「この生徒とは合わない」というようなことはなるべく避けたいところです。
権力があれば生徒さんの方が必死に合わせてくれるかもしれませんが、
それはちょっといただけませんよね・・・
気の弱い生徒さんや、なかなか話を聞いてくれない人(笑)、声帯の大きさや形もいろいろ、
みんなが同じようにできるわけではないのです。
そして生徒さんがうまくいかなかった時は自分(講師)のせいにする。
生徒さんがうまく行った時は生徒さんの手柄にしてあげるのも大切かもしれません。

思いつくままに書きました。
ここに書いたことはもちろん、私も一生をかけて目指していこうとしていることです。
それでも心がけていることを書きました。
次回は、考え方やシステム面も考えてきたいと思います。


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2014/11/02

十人十色、十人十レッスン!

皆様こんばんは。連休を楽しまれている方、お仕事の方、お元気でいらっしゃいますか?

私はもちろんレッスン三昧♪
いまは関西におります。もちろん楽しい!

人の呼吸・声に関わることは、その人の人生・命そのものに接し、大きく影響を与える可能性のあることと、責任感を持って取り組ませていただいているつもりです。

いままで、どうしてもできなかったから私のところへ来て下さった方も多くおられます(ごめんなさい、手前味噌で)。
そのだれも攻略(?)できなかった生徒さんのレッスンはまた、やりがいがあります。
発声法や呼吸に問題がないことも多々あるんですよ♪
じゃあ何が問題でどうすればいいのかを探し出す!

そしてその生徒さんの、なるほどと、「腑に落ちた笑顔」を見るのが私の最大の楽しみなのです。
今回もそんな笑顔をたくさん見れたような気がします。

人の数だけ声がある。呼吸がある。性格がある。人生がある。その全てを尊重し、また糸口にしながらレッスンをしていきたいと思います。

十人十色、十人十レッスン。

そのおかげで私は成長させていただける。
感謝してもしきれないのです。

誰にでも同じメソッドや、教え方をしていては、楽なのかもしれません。
でもそれじゃあある意味職場放棄。
私自身やってる意味がない。
メソッドは、その人の数だけある!

…さて、最後に私の趣味の話を。私の趣味はズバリ…
バスです!乗るのも撮るのも♪同じ趣味の方、是非ご連絡を(笑)
写真は先月31日から走り始めたグランドリーム号です。






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2014/09/09

異性の発声を指導する時の注意点

皆様こんにちは。

異性のボイストレーニングをするとき、
注意しなければならない点がたくさんあります。
今日はそのひとつを。

よく女性のトレーナーが男声を教える時、1オクターブ落として、みほんで歌うことがあります。これはやってはいけないと思います。

確かに楽譜上の音をそのまま出すと、女声は男声より1オクターブ上を出しています。
だから男声に合わせて1オクターブ下げてやる…
…理屈ではわかりますが、

それでは男声にはまず、発声技法的なものは、「何も伝わりません」

長くなるので、理由はここでは書きませんが、
ほとんどの場合、せっかく1オクターブ落としてやっても相手の男声は「?」
となるはずです。特に高音域を1オクターブ落として見本を見せても…時には反感を買ってしまうこともありえます…

特にクラシックにおいては、
「女性は男性の発声を教えるのは難しい」
と、よく言われますが、ここも関係しています。

ヒントとして…
生徒さんは「先生のその音域における正しい発声」を求めているわけではないのです…。

逆に私は、女性の発声指導をするとき、
1オクターブ上げてやることが多いです。
もちろんキツイです(笑)
こちらはHi-Gを出しても、相手のソプラノの方にとっては1オクターブ下のGですから…
しかし、男声の発声のまま、楽譜上の音程で見本をみせても、
それが良い発声なら、
「感心はしてもらえる」かもしれませんが、
違う音域の違う技法なので「参考にはならない」
わけです。
1オクターブ上を私が出すのは大変ですが、それをやることで伝えることができます。

じゃあやはり、女性も男性を教えるときは1オクターブ下げて…
いや、違います。それとはまったく事情が異なるのです。

それは力のバランスをどの次元で取るか、というところにも話がすすんでいきますので、このあたりで…。

ともあれ、講師側は、自分にとって良い発声をみせるより、
「目の前の生徒さんに、次の発声、未来像が想像できるような見本」を、
みせる努力が必要かと思うのです。


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2014/09/03

講師はモノマネ能力も大切?

皆様こんばんは。
だいぶ涼しくなってきた関東地方です。

今日はレッスンが19時におわり、
そのあと最後の生徒さんに、坂本九さんのモノマネしたりして楽しく遊んでいました。

モノマネと言っても、
ただ声マネではいけません。
呼吸、雰囲気、性質、姿勢、顔つき、
いろんな要素があります。

これ、私がプレーヤー時代にはそんなにうまくなかったのです。

しかし、だんだんと、クラシックの声楽の歌手の方から、井上陽水さんや玉置浩二さん、水谷豊さんや西田敏行さんのモノマネができるようになってきました。

トレーナーは、自分の成功体験で教えがちですが、
生徒さんの状態を正確に見抜くことが大切です。
性別や体格の違いがあるとはいえ、

この生徒さんは、どのようなシステムで、今の声が出ているかを分析して時に真似をして伝え、
どのような状態に持って行くのが理想なのか、それも未来の生徒さんのモノマネをして、ひとつの見本として伝える。

(自分の成功体験で見本を見せても生徒さんに合わなければ意味がない)

これはトレーナーにとって大きな武器ですが、集中力と想像力とテクニックが必要です。
たまに「変に」生徒さんのマネをして、
「お前はこうなってる」と大げさにやって見せる先生がいますが、
ナンセンスです。
生徒さんを傷つけるばかりか、次の像を示すこともできません。

声や呼吸からは、いろんな情報が手に入ります。
トレーナーをやりたい方、また現在されている方は、
ただ、メソッドをやったり、自分の成功体験でやったり、知識だけでレッスンするのではなく、
生徒さんひとりひとりが、どのような人生経験から、また今日の調子から、性格からいまの声が生まれているのかを見抜
く力を磨きましょう。

つまり、人間観察力こそ問われます。

モノマネはそのひとつの方法です。
そこに自分だけのオリジナルのメソッドや方法論、どんな疑問にも相手の腑に落ちるように応えられる論理的解説力と実践力、表現力とその方法論などが加われば、
ほとんどの生徒さん、ジャンルに合わせることが可能です。

もちろん、これは私の考えです。
トレーナーの数だけオリジナルの方法論があっていいわけです。

トレーナーは素晴らしいものです。
資格はいりません。
それがゆえに、技術のかなり未熟な方も多くいらっしゃるのも事実です…
しかし、ひとつの資格などに縛られるようでは、それこそ、お先真っ暗です。

単なるビジネスに堕してしまったり、権威主義で曖昧なレッスンをして、この職業の社会的地位落としてしまわぬよう、ともに高めあえれば良いですね♪

帰りの電車で書きました。
レッスン後で興奮していて、乱文、また失礼な箇所もあるかも知れませんが、何卒お許しくださいませ…


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2014/08/30

かなりあ少年少女合唱団(横浜・都筑)コンサート終了

みなさま、おはようございます。
去る8月24日(日)
私がトレーナーとして少し関わらせて頂いている「かなりあ少年少女合唱団」(横浜市・都筑区)と、
この合唱団を主宰・指導されている渡辺麻衣さん(ソプラノ・マルチヴォーカリスト)の、
夏のコンサート「にじいろの歌声5」が開催されました。

回を追うごとに子供たちの歌声、そしておなじみのすばらしいゲスト演奏家との連携や、
プログラミングも良くなり、お客様も増え、
今できる中ではとても良いコンサートだったともいます。
渡辺先生率いる合唱団は「いかにも児童合唱という上手さではなく」、
豊かな個性を引き出し、発揮したものであり、
それが個性ある合唱団を形作っており、大変感心しました。

保護者のみなさんの献身的なバックアップや共演者のお力を借りつつも、
一から舞台を創り、指導し、歌い、MC進行と活躍されました、渡辺麻衣先生、
条件も揃っていなかったと思いますが、よく頑張られたと思います。
共演者やお客様(特にプロのプレーヤーの方々)からたくさんの賛辞が届いておりましたよ♪

共演者や裏方の皆様、毎回ご迷惑おかけしますが、こころよりお礼申し上げます。

(手前味噌ついで申し訳ありませんが、都筑区さんはこんな楽しい音楽イベントが、区内の合唱団が、区内の公会堂で開催されていたのをご存知なのでしょうか?知っておられたら、放っておかないと思うのですが(笑))

抜粋の組み合わせ写真をご紹介しますね。

私のfacebookのアルバムに、楽しい舞台の写真をUPしております。どうぞご覧下さい。
(写真の無断での使用・転載はお断りさせて頂いております)

IMG_7674.jpg


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2014/08/14

生徒と講師は対等の立場でなければならない

おはようございます。

以前から何回か書かせていただいている事ですが、

生徒さんと講師は、基本的に対等の立場でなければなりません。

しかし、対等な人間としてではなく、
権威や、センセイはエライモノ、と言った、
レッスンとはおよそ関係ない部分で、生徒さんに気を遣わせたりすると、

「辞めたいのに辞められない」
「辞めたら干される」
「レッスン中提案すらできない」
「なにかとお金のかかる事を『しなければ』ならない」

といった、本当にバカバカしいことが起きてきます。
これは生徒さんにとって、大変大変不幸な事です。

しかしこれは講師側にとっても本当に不幸な事です。
対等だから、生徒さんと真剣勝負ができる、
そんな中で信頼をいかに勝ち取るか、
これが、講師としての向上心につながります。

それがもし、何を言っても生徒さんが、
「センセイの仰る通りです」
「センセイ、これでなんとか・・・」
となったらどうでしょう。

少なくとも私には人間的成長はあり得ないと思うし、
今の「表現する為の呼吸表現したくなる呼吸を論理的に」
には辿り着いていなかったでしょう。

もちろん私も信頼関係を結んだ後で、
ちょっと兄貴ぶったり、
叱咤激励の意味で、言葉を変える事はあります。

しかし、生徒さんと切磋琢磨できるからこそ、
ともに成長し合える事を忘れず、これからも、
帰るときには「充実の笑顔があふれるレッスン」を
心がけて参ります。

「対等な人間として」その上で、尊敬を頂いたり、
信頼していただく事、それはとても嬉しい事です。

もちろん「センセ、パン買って来たよ。一緒に食べよ♪」
こんなお裾分けもうれしかったり(笑)

そんなボイストレーナーであれるよう、研究を続けて参ります。


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2014/06/18

なぜ、同じ教え方をしてはいけないのか

みなさんこんばんは。
ボイストレーナーの浜渦です。

私は生徒さんの性格や身体の特徴に合わせて、指導方法を変えます。
同じゴールを目指しても、そのコースはどんどん変えるのです。

その一番の理由は、
声を出したことがない生徒さんがいないということです。

どういうことかと言いますと…

何かまったく新しいことを始める時、ほとんどの方は未経験、やったことはあっても初心者です。
もちろん、人によって向き不向きもあるでしょうが、未経験なのは有る意味武器です。

しかし、ボイストレーニングに来られる方で、声を出しにくい方はたくさんおられますが、
「出したことがない」方にはまだ、であったことがありません。

つまり、皆さんその人生の分だけ、有る意味我流で声を出してきたわけです。
ボイトレの初心者であっても、声の初心者ではないわけです。
もちろん、良い方向に出してきた方もたくさんいらっしゃいますが、
ボイトレに来られる方は、当然、そうではなかった方が多いわけです。

その独自路線から、まず、まっさらなところに戻すのか、いや、欠点は置いておいて、長所を伸ばすのか…
その方の呼吸や立ち居振る舞い、話す内容から性格や、運動神経などを分析し、
何から手をつけ、どう伝えたら、この生徒さんには伝わりやすいのかを、
レッスン中、真剣に考え続けています。

初心者であればあるほどです。

その人が進ん来た声と呼吸には、その人がどういう性格を紡いできたのかが凝縮されているのだと、経験上、とても強く思います。

ですからナントカメソッドや○○発声法を習得したからといって、もちろんそれらは役にはたちますが、
ハイ、教えられます、というものではないのです。

ボイストレーナーになるのに資格は要りません。
いらないからこそ、イイカゲンなレッスンがまかり通っているのも事実かも知れません。
しかし、資格ビジネスになるのはもっとまずい。

誰のお墨付きをもらってやるものでもない。

私は、目の前の生徒さんの呼吸を、声を輝かせて、いったいこの世の中をどうしたいのか、それを常に考え続けなければ、この仕事はもしかすると、害悪を撒き散らすことになりかねないと思っています。

今日もお読みくださりありがとうございました。

※記事の扱いについて
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2013/10/08

指導メソッドは教わっても、それだけではどうしようもないのです

みなさま今日は。

私が舞台とトレーナーの兼業から、トレーナー一本に道をしぼった時、
あるすばらしいボイストレーナーの先生に付いてその基本を教わりました。

トレーナーの命であると思っていた、
メソッドや、情景の描き方等々、
それこそ、惜しみなく教えて下さいました。
しかもそのどれもが革新的で理論的で目からウロコ…

それを教わった私は「これでオレも同じように指導できる!」
・・・そんな勘違いをしたのです。
それまでのキャリアもありましたからなおさらだったのでしょう(今思えば中途半端な講師としてのキャリア)

しかし、教えるメソッドをどれだけ手に入れても、
指導するための「自分だけのことば」がなければどうしようもないことに気付きました。
そしてその言葉も、
生徒さん一人一人にあわせてそのつどカスタマイズしなければなりません。
そしてそのための柔軟性と忍耐力が必要です。

それは、やはり自分で創り上げるしか方法がないのです。

そこには心理学、あるいは哲学が必要であり、
ぶれないものが必要と考えています。

一子相伝はメソッドにおいても「ない」と思います。
どんなにすばらしいメソッドでも、それは、
その人の心と身体で創り上げたもの、
それを受け継ぐなら、自分のものとし
て、そして進化させなければ意味がないのです。

だから、私は、この世界に
「認定インストラクター」などの制度をつくるのは本当に慎重になって欲しいのです。
ここに資格ビジネス的な物を持ち込むのは私は反対なのです。
しかし、言葉は悪いですが、中にはいい加減なトレーナーがいるのも知っています。
悩みどころです。

結局はただの金儲けに利用されない、利用しないという強い意思が必要なのではないでしょうか。


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