皆さんは「阪急ブレーブス」というプロ野球チームを覚えていらっしゃいますか?
(若い方はご存じないかもしれませんが)
私が小学生時分、美しいサブマリン投法の山田久志投手や世界一速い男、福本豊選手はじめ、
そうそうたるメンバーで、プロ野球界を席巻していました。
わたしもそんなブレーブスの一ファンでした。
・・・しかし、勝っても勝っても人気が出ず、
球場はいつもガラガラ、日本シリーズでも、半分くらいしか埋まらなかったり・・・
その、イメージから「灰色球団」などと呼ばれていました。
しかし、その阪急ブレーブスの応援団はすばらしかったのです。
今坂団長率いる私設応援団はもちろんですが、
今回は
「阪急百貨店応援団」
をご紹介します。
ただ、わたしの記憶の範囲での記述ですので、
問題・勘違い等あれば、ぜひご指摘願います。
それではまずは以下の動画をどうぞ・・・
http://www.youtube.com/watch?v=tTlAFVPQr8o&feature=relatedhttp://www.youtube.com/watch?v=-xkX4mkZa_sいずれも1984年の日本シリーズ、対広島戦(広島球場)です
(しかし敵地とは言え、一般ファンより応援団のほうが多いなあ・・・
こんなことは当時のパリーグでは珍しくはありませんでしたが・・・)
何がいいたいかと申しますと、
このトランペットとトロンボーンの合奏の「上手さ」です。
本拠地西宮球場に通っていた私は、
いつも
「うまいなあ・・・」
とあこがれていました。
お揃いのウインドブレーカーには
「阪急百貨店応援団」
とにかくめちゃくちゃうまい!
(動画のは日本シリーズの興奮のためか、いまいちかもしれませんが・・・)
しかし・・・疑問点が・・・
デーゲームのとき、
なぜか3回くらいにやってきたり、
7、8回くらいの
ゲーム途中に帰っていったり・・・
ナイターでも今度は
7回くらいにやってきたり・・・
そんな応援団ありか?
試合途中に急に金管楽器の音が止み、
しずかな球場に・・・
なんでこんなに中途半端・・・?
後年、阪急百貨店吹奏楽団という、めちゃくちゃうまいウインドオーケストラ、と、
仕事の関係でご一緒したのです。
ここは、全国吹奏楽コンクールの金賞の常連。
さらに阪急商業学園出身者も多数おられ、上手いのは当然。
(商業学園はいまはありませんが、阪急百貨店に入社する人材を育てるために設立され、全員が吹奏楽団に所属。中学卒業後に進学しますが、高校卒の資格はとれません。しかし、その吹奏楽のプロ以上の活躍と、将来阪急への就職が約束されているのとで、非常にレベルの高い学校でした。詳しくは・・・ウィキでも見てね)
そう、つまり、この方々で編成されたのが
「阪急百貨店応援団」
なのです!
そう考えると、仕事の都合で、
いろんな時間に来たり、帰ったりは辻褄があってくるのです。
百貨店勤務を終えてから球場にくると7回くらいになるでしょう。
デーゲームも早番・遅番とか練習の都合とかあったのかもしれません・・・
毎試合微妙に異なる編成。
同じ試合での、同じ曲でも、ハーモニーを微妙に変えてきたり・・・
野球そっちのけで聞きほれていました。
時には3つ以上のパートに分かれ・・・
しかし、ほかの球団の「より、大衆的な」応援団と比較して、
より、職業的で、よりエリート集団・・・
こんなところも、阪急らしいのですが、
いまいち熱くなれないファンもいたのではないでしょうか
(私は演奏に熱くなってましたが・・・)
その後、阪急ブレーブスはオリックスに身売り。
当然カンケーなくなった応援団は消滅する運命にありました。
・・・1980年代をプロ野球を
美しい金管の音色で彩った
異色の応援団・・・
それが、もはや伝説の
阪急百貨店応援団なのです。
さてオマケはコチラ。
個人的に日本一と思われるスーパープレイ。
守りの職人、いや、神様。
山森選手の神業プレーを見ながら
さようならです。ごきげんよう・・・
http://www.youtube.com/watch?v=Bv2nO7QHwCs&feature=related※無断転載はご遠慮ください(過去分を含む)
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