2012/07/30

深く・軽く!でも深さ軽さって何?…その2 実は呼気の段階では難しくない。声帯の調子なんてもっと関係ない

すこし間が空いてしまいましたが、「その1」はこちら↓
深く・軽く!でも深さ軽さって何?…その1

深さと軽さの両立は至難であると書きました。

深さとは実は声帯の位置そのもので、
その位置次第で本当に声が深くなったり、浅くなったりします。

そして、
軽さとは声帯を包む気道そのものの横方向への広さが広いほど軽くなります
これは勘違いしている人がとても多いです。
広く声を出すな!っていわれたらみんな気道を閉めるという逆のことをしがちです。
狭くなれば重くなるのです。

最悪なのは重く浅くです。

あくまで私たちは「声帯」という「どうしようもないもの」がその気になるように、
その環境を整えるだけでいいのです。
声帯の調子なんて本当は関係ない。


この両立は声を出さない段階ではそれほど難しくはありません。
ですが、これが重要です。
なぜなら、当たり前ですが、声より先に呼吸が生まれるからです。
ところがコレができないのに、
声を適当に出して「のどの調子が悪い」とか
その両立を目指してないのにやたらめったら
「目的のない呼吸の練習」をしがちです。

では声を出す前の段階での深さと軽さの両立についてですが…
続きます。
生徒さんは復習忘れずに。。。

私事で恐縮ですが、私のレッスンはうまくなることが目的ではありません。
ただ高い音を出すことが目的ではありません。
それなのに最近みなさん生徒の皆さんが、飛躍的に音域が伸び、感動的な呼吸ができるように
なってきているのは、「それなのに」ではなく「それだから」だと信じています


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2012/07/26

大切なのはむしろ耳より「目」だ。色気のある声を。

目で呼吸を見る。
耳で響きを聴く。

本当はこれだけでこと足りるとも言える。
目で閉じてはいけないもの、
耳で閉じるものをコントロールする。

次のステージへ。
深さだけを求めるのはシーラカンス。
軽さと明るさでごまかす最近の風潮はもはや時代錯誤です。

色気のある声は、深さと軽さの同居が必要不可欠。

とってもさらけ出しているようで、深くてその底は分からない。
それが声の色気なんだ!!

…言い切ったよ~( ̄^ ̄)ゞ


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2012/07/21

プレミアムドリーム7号乗車中

今日は生徒さんの結婚式に司会者として出席しました♪
明日からは関西です。

プレミアムドリーム3号…三宮BT行き


プレミアムドリーム5号…京都・奈良・王寺駅行き


で、いまはプレミアムドリーム7号のPシートにて乗車中。
…それだけですf^_^;)

プレミアムシートについてはこちらを、
プレミアム中央ドリーム20号

プレミアムエコドリーム号についてはこちらをご覧ください
プレミアムエコドリーム91号

カテゴリが「鉄道」となっていますが、「バス・鉄道」にあらためないといけませんね…


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2012/07/17

深く・軽く!でも深さ軽さって何?…その1

私がいつも言うのが
軽く・深く…(ついでに明るく)

もちろん、その人なりの軽さと深さで良いです。

この「軽さ」とはひびきのことであり、
「深さ」とは呼吸のことです。

そして軽さは声帯の伸びが大切。
つまり、喉が横方向に開いていなければなりません。

深さは声帯の位置が大切。
つまり、喉が縦方向に開いていなければなりません。

このあたりはそれぞれの講師独特の表現になると思いますが、
そもそも、このような解説はあまりなされず、
ただひたすら
「喉をあけろ」「力を抜け」
で済まされてしまいがち。

さて、この軽さと深さの両立が至難の技です。
技術的というより、本当は体力的に。
続きはまた…次回♪


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2012/07/12

手っ取り早く出すと寿命が縮まる!声優さん特に気をつけて!

これはここ数年、
声優を目指すひとに、特に多いように思われます。

肺の圧力が弱くても、
しなやかな声帯でなくても出てしまう方法を学んでいる、また教えているところが多い
から、
と思います。

その手っ取り早さが寿命を縮めることに気づくべし!

アイドル声優を目指して20代後半から30代頭くらいで、
「アイドル声優の声しかでない上に、カスカスになってしまうひと」
が、ものすごく多いのです。
そうなってから私のところへくる方もいらっしゃいます。
もちろん、治しますが。

声帯を縮こまらせて、上へ押し上げ、
肺の圧力もあまりないのに、
共鳴というテクニックだけで出す。
ああ怖い、なのに気づかない。
教えているほうも気づかない。

すぐにはつぶれません。
五年十年かけて、ゆっくりゆっくりこわしていくのです。

取り返しがつかなくなる前に気づいてください。

本当の表現は、のどでなく、
肺の圧力、つまり呼吸の圧力の作り方にあることを。
大御所と呼ばれるひとがなぜ、いつまでもつぶれず、
しかも若い頃から今もなお、渋く深い声がでるのかはここにあります。
舞台出身のひとが多く、また、養成所なんかなかったから、
テクニックよりも先に強さをつまり呼吸の基礎を覚えたのです。
そしてテクニックはあとからついてきた。

いまの若いひとは一種類のみ、しかも、似たり寄ったりの声を出しがちです。
そんなの年取ったらお払い箱です。

壊れないオリジナルをつくらないと、
大変なことになりますよ。
ドーン!


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2012/07/10

あえて「悪い発声が必要」なときにも壊さないために

例えば舞台で、

「アクの強い悪役」がまわってきて、
「グワッハハハ、愚か者め~」
などと、地声をさらにさらにガラガラにするようなそれでいて押し殺したような、それでいて迫力満点な声をださなければならないとします(笑)

いや、笑い事と違いますねf^_^;)

そういう声を出すためには、
普段より、声帯をガチガチに締めつつ、呼吸をむりやり押しこんで…
そう、つまり一般的には
「悪いとされる発声」
をしなければなりません。

それでもプロは壊しません。
最近の若い方は、
テクニックがある方が多く、高い声や鼻腔共鳴なんかはうまいけれど、
こういうアクの強い声は、ちょっと苦手な人が多いように思います。
テクニックでは「味」や「個性」はなかなか出せないようです。

なぜこういう発声でも壊れないのか?

普段の鍛錬と言えばそれまでですが、
普段の鍛錬でなにを手に入れているのでしょうか?

それは、
人一倍の気道の確保であったり声帯の柔らかさでったりしますが、
一番大切なのは、

どんなに乱暴な発声にもたえられる、
肺の圧力です。
=息の量ではありません!

強い圧力によって少ない息と乱暴な声帯の使い方でも振動させられるようにするのです。

乱暴な言い方ですが、
ひとの二倍強い圧力と二倍柔らかい声帯があって、はじめてひとより
二倍乱暴に出せる、というような感じです。

この肺の圧力にはなぜか関心を持たない方が多いのです。
それは
「胸の力を抜け」を極端に信奉したり、
「お腹の力だけでなんとかしよう」
という方が多いからかもしれませんね。
腹式呼吸は、肺の圧力を保つために必要です。

ならば腹式呼吸の練習より、
肺の圧力をつくる練習をした方が効果的だと、私はおもっています。
もちろんいろんなひとのいろんかあり方があってよいと思います♪

他にも強い入力でも喉が上がらないようにするための「引きつけて詰める力」
も、必要になります。

肺の圧力に詰める、
なんて、言ったら根性論に聞こえるでしょ!?

いえいえ、根性論ではありません♪
壊させませんからご安心を


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2012/07/07

「普通の声」の難しさと「元々いい声は苦労する」ワケ

私はポップス、クラシック、声優さん、俳優さん問わず指導させていただいたいます。
すべての方に求めるのが、「普通の声」の難しさと「元々いい声は苦労する」ワケ

まずは…精一杯の肺の圧力で、普通の声を出すこと。

クラシックの方はどうしても「らしい声」が必要だと思ってしまうから、
結果、

「適当な圧力でスゴイ声」を出しがち…

「肺の圧力<(立派な)声」
になるほど、
出る声は、いや出した声はわざとらしくなる。
だから「もともといい声の人ほど苦労する」
のは当たり前の話なのです。

わざとらしい声はやはり疲れます。

スゴイ声を出したければ、その何倍もの強烈な圧力が必要となる。
だからクラシックはやっぱりすごいのだ。
その割合を変えれば当然ポップスの声は出せるということになる…
…はずだが、クラシックの歌い手には、
恐ろしいほどポップスが苦手な方が多い。

それは普段が「圧力<声」だから、
声を普通にすると、
圧力も比例して下げてしまうからです。

そういうクラシックの人をポップスの人が見ると思うでしょう。
「ポップス…なめんなよ」
いや、そんなこと思わないかな?
ただ「なんかスゴイけど下手だな」かな。

おたがい、いいところを盗みましょうね♪


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2012/07/03

「吐き切る」の誤解。で、やはり腹式はオマケでついてくる

よく「息を吐き切りなさい」
「吐き切らないと吸気がはいらないよ」
と、講師の方は言うと思います。

さて、この吐き切るとは何ぞや?

単に肺の中から息をなくすこと?
もちろんそれも吐き切ることの一つでしょう。

しかし、ここで切り離せないないのが、
肺の圧力です。
肺の圧力と吐く息の量を混同しないことが重要です。
肺の圧力を強く
=たくさん息を吐く、のではありません。

肺の圧力、すなわち胸板と背筋がしっかり引っ張り合いをしている状態のことです。
このとき腹筋は自然と参加します。
(だから私は腹式呼吸は気にしなくても自動的にできるというのです)


多くの場合、この
引っ張り合いがMAXの状態でフレーズを終わることを
息を吐き切る
と、表現している可能性が高いと言えます。この引っ張り合いの呼吸においては、必然的に呼吸はゼロになりやすいですが、
もちろん余っていても良いという、ことになります。
(もちろんキャリアの初期において、息をなくすという意味の吐き切るにも意味はあります)

ならば、我々講師もそう言えばいいのですが、ここの説明はニュアンスも多分に含まれ、大変難しいのです。
ですからたんに「吐き切れ」
と言いがちです。

息を吐き切れ!
と言われて、
引っ張り合い、肺の圧力を忘れて、ひたすらフーフー吐いて息をなくしていては…
どうなるかは自明の理です。

ことばは難しい。
だからこそ、我々トレーナーの責任は重大です。
間違ったことを教えよう、なんて人はいません。
その中身も、間違ったことを言っている人も多くはありません。
あとは伝え方、と伝わっているが重要だと思います。


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