2016/03/26

今やっている練習が良い練習か否か見分ける方法「1に強い呼吸、2にタイミング、発声技法はその後!」

ボイストレーナーのはまうずです。
みなさん、花粉は大丈夫ですか?
私はなんとか薬とマスクで逃げ切っております・・・

さて、当たり前ですが、声は見えません。
見えない声の練習は、それがあっているのかどうか、
よくわからない、という方がとても多いです。

ボイトレの本をみたり、教材を使っても、
それが良い練習かわからない。
レッスンを受けているけど、
それが正しいかわからない。

では、簡単に言いましょう。

「5分くらいでじんわり汗をかく」
「声を鍛えているというより身体を鍛えている」
「でもどのスポーツにも似ていない」

まずはこのくらいで十分です。
感性を呼び起こすには十分でしょう。
(技法を学んだ後、感性を身につけるのは経験上、相当な遠回り、場合によっては不可能です)

私たちは、声ありきで「発声法」に囚われた結果、
身体を使っているつもりで、「つながっていない」
ことが多々有ります。

歌を始め、声を使う舞台は、
「全身を使って息を吐く芸術です」

その素晴らしい呼吸を、ここぞというタイミングで、
声帯が捕まえるのです。
その時出た声が多少ガラガラしても、ひっくり返っても、
壊れません。
(やりすぎると、声帯ではなく声帯を支えるまわりの筋肉が筋肉痛になったり、炎症を起こすので、やりすぎはやはりダメです)

つまり、優先順位を書きますと
呼吸>それを捕まえるタイミング>発声技法

もちろん、声は丁寧に出した方が良いです。
しかし、出る声の高さや音色だけを気にしすぎて、
発声技法>呼吸>タイミング
(↑これはダメ!)
こういう勘違いが起こってしまうのです。
その丁寧さがアダになるのです。

音色を追いかけて、高い音を追いかけて、つまらなくなっては元も子もありません。
あなたの感性はあくまで呼吸に宿るのです。
それを包み隠さず、前に出す。
その時にどんな声がでるか。
それを知らずして、発声技法もないのです。








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2016/03/23

声はもっとも平等に近い楽器、表現方法なのかなと思うのです

ボイストレーナーの浜渦です。
関西レッスンから戻りました。

音楽に限らず、すべての表現、芸術において、
表現のキャンバスは必要だと思います。
それは、創作意欲であったり、
気持ちをカタチにしたい欲求であったり。

それは常に気持ちつまり、呼吸と直結しています。
その上で、
描いたり、演奏したりするためのキャンバスも、
絵筆も、絵の具も自前で用意できる、
声と言う楽器。

表現したい、気持ちのキャンバスがあれば、
描くための呼吸という絵筆、
声という絵の具は自前で用意できるのです。

そういう意味で、
声はもっとも平等に近い楽器だと思うのです。

ですから、ここに権威主義や資格やヒエラルキーなぞ、
持ち込んではならないと思うのです。
それこそ、人間の堕落の始まりではないでしょうか?

※「平等」というのは、五体満足に生まれたからこそ言えるのかもしれません。
そういう意味で「平等に近い」と書かせていただきました。


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2016/03/21

裏声練習は大切か否か?

ボイストレーナーのはまうずです。
ただいま関西レッスンに来ております。

【裏声練習は大切か否か?】


ここでは裏声の定義は置いておきましょう。
(裏声をファルセットとする方も、裏声とファルセットは別物とする方も、裏声はファルセットの一部とする方もいらっしゃるので)

意味のある裏声と、
そうでない裏声がある。

その上で、その意味のある裏声が、

使えるけど、使わないのはOK
使えてないの逃げ道として使うならNG

といったところでしょうか?

ただし、喉をしっかりあけて、息をしっかり吐けている上で、
高音域を、裏声でがまんして練習していると(つまり使える裏声)、

その声を聞いている人には、だんだんと裏声に聞こえなくなってきます。
本人は裏声練習をしているつもりなのに。

つまり、気付いたら、いや、気づかないうちに地声が鳴り出しているわけです。
そういう練習方法を自然に身につけている人からは、
ミックスボイスという言葉は出てこないのです。

【裏声・地声の前にしっかり開けて、しっかり吐くこと】


裏声か地声かは気にせず、
しっかり気道を確保しながら、しっかり吐く、
それをフレーズが変わっても、高い音が出てきても、低い音が出てきても、
短いブレスが出てきても、声がひっくり返っても、がさついても、
気にせず続けると、
いわゆるミックスボイスなんてものは手に入るのです。

それがないのに、ミックスボイスや高い声を目指しても、
もし手に入ったとしても、
それはなんのための技術なのでしょうか?

気道をしっかり開けることは、表現のキャンバスを広げること。
息をしっかり吐くことは、空間に描き出すこと。

それをなくして、何の表現か・・・

と、吠えてみましたが、人それぞれですから、
何がダメ、ということはありません。

しかし、個人的には、技術は、あくまで表現のために、
と思っています。
「技術がないと表現ができない」と
表現は後に置いて、技術ばかり追求する人は、
あとから、表現を載せようと思っても、
そんな甘いものではないのです・・・


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2016/03/15

ミックスボイスが欲しければミックスボイスの練習はするな!?

ボイストレーナーの浜渦です。
ボイトレに励んでますか♪
ボイトレは、あくまで表現のためにありますから、
難しく考えすぎてもいけません。
…というわけで、今日もはミックスボイスについて。

ミックスボイス自動習得法


まず、強くしなやかな呼吸がある程度できていることが前提です。

音階練習で、強く(≠大きい)声を出します。
(たとえば「ハイ」の掛け声で「ドミソミド」から半音ずつあげていく)

この時、

ひっくり返らない努力はしない。
ワザとひっくり返ろうともしない。


この二つを守れば、
音階があがっていけば、
必ず何処かで声は裏返ります。
しかし、絶対にひっくり返らないようにも、ワザとひっくり返ろうともしなければ、
通常、何処かで「自然に」ひっくり返り(裏返り)ます。
(声帯を傷めていたり、呼吸がまだできていない場合は除きます。少し乱暴ですが、呼吸ができていないと、ミックスボイスはできませんし、ミックスボイスの練習も意味がありません。できたとしても本物ではなく…)

呼吸ができていて、強く声を出してもひっくり返るのは、
「その音階においては」声帯がまだしなやかに伸びていないか、
息が弱いかです。

しかし、その練習をしているうちに、筋肉は鍛えられ、
声帯はしなやかになり、ひっくり返らなくなります。
これで高音域の出来上がり…
そしてそれをミックスボイスと言う…

乱暴な言い方ですよね。
でも、これは事実です。
ただし、繰り返しますが、
呼吸ができていれば、です。

「では呼吸ができればミックスできるの?」


その通りです。
しかし、ミックスかどうかなんて考えないでください。
ただ高音域が伸びるだけ。
…ついでにミックスされている。
というか、ミックスされたから出た。
というか、ミックスかどうかなんて、どうでも良い。
(過去記事「本当にうまいひとから『ミックスボイス』なんて言葉は出てこない」もご参考ください)

つまり、呼吸がまず第一です。
しかも、強い声を出す。
強い=大きいではありません。
必ず以下のルールを守ることです。

気道>呼吸>声

これさえ守れば、デスボイスやシャウトでもそうそう壊れなくなります。
逆にこれができないと、丁寧に出してもすぐ喉が疲れる、声が枯れる、
弱い声でも傷めてしまう、となりかねません。

前回の記事「明解「お腹から声を出すためには」で身体のつながりも強く意識して、練習に励んでくださいね。

呼吸法は覚えてもそれがしなやかで力強くなくては意味が薄れます。
そういう使える強い呼吸を体得すること。
さらに、高い音域で裏返らない努力もワザと裏返ることもしない、
強い気持ちが必要です。
それをお渡ししてこそのボイストレーナーであり、
ボイトレの意義です。
そしてそれは心も身体も楽しい!

全ての方が、思い切り表現を楽しめますように…
今日もありがとうございました。


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2016/03/12

明解「お腹から声を出すためには」

ボイストレーナーの浜渦です。
お腹から声を出せ!よく言われることです。
もちろん実際お腹から声が出るわけではありませんが、
そう聞こえる、そう聞こえさせる「実感」を得るための方法を明解に


お腹から声を出したければ、

胸を開くこと。

胸を開きたければ、

喉を開くこと。

喉を開きたければ、

目を開くこと。

目を開きたければ…

「強い心」を持つこと。



<解説>
お腹の使い方、胸の開き方、喉の開け方、
それぞれにきちんとした理論はあります。
しかし、それらのつながりを考えることが重要なのです。
目は口ほどに、の通り、目力は大切です。
何より、喉(気道)の開き方と密接な関係があるのです。
そして、喉の開け方と、胸の使い方(つまりフォーム)は密接な関係があります。
胸周りが決まれば、腹式呼吸は自動的にできるようになってきます。

技術のための技術にならないこと。
まずは、どれだけ強い心で見開くか。
全てはそこから始まります。
そして、体全体をマッピングして、全体を見渡し、パーツパーツのつながりを考えることです。
そのパーツ一箇所で考えていても体はうまく機能しません。

・・・たとえ変な声が出ても、声が裏返っても、かすれても、
目を見開くことから、始めてみてください♪


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2016/03/11

技術が表現を超えないこと「声で空間いっぱいに描き出すために」

技術が表現を超えないこと。

しかし、技術は表現を追いかけること。

それでも、表現は技術から逃げ続ける。

そこにゴールはない。

無限に広がり続ける。

表現はキャンバスの広さ。

技術は描く技術や絵筆や絵の具。

空間いっぱいに、

世界いっぱいに、

呼吸と声で描きましょう。


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2016/03/08

発声技術や呼吸法よりも大切なもの【序章・目力】

ボイストレーナーのはまうずです。
先日ミックスボイスについて書きましたが、

そんな技術よりも、さらに呼吸よりも大切なものがあります。

それは、

「目力」

。。。といっても精神論ではもちろん有りません。
(精神論では有りませんと言いましたが、
一曲通して、ブレスのときも、声がふらついても、ひっくり返っても、間違えても、
その目力を発揮し続ける為には、
相当に強いココロ、精神力が必要なのは事実です。)

何故、そんなに目力が必要なのでしょうか?

ヒントは目の力と喉(気道は)密接な関係に有るという事です。
そしてその気道を押し開く力こそ、大きな世界観の表現をする為に必要な事となります。

どんなに良い絵筆と絵の具をそろえても、スケールの世界観がなければ、
たとえ扱いが上手くても、感動は伝わりませんし、
まず、スケールの大きな声は出ないのです。

続きはまたゆっくり書いてゆきますが、
小さくまとまっては面白くないし、
誰も喜ばない。
という事だけは心に留めていただければ幸いです。


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2016/03/07

今日から関西レッスン、尼崎に向かいます!

おはようございます。

ボイストレーナーの浜渦です。
これより、尼崎はローゼンビート音楽館に向かいます。
今日から3日間、関西レッスンです。
私のルーツ、ローゼンビートでレッスンできることは本当に嬉しいです!

こちらでのボイトレは、
声楽(歌唱+ボイトレ)を中心に、個人ボイトレレッスン、
今回は日程の都合でありませんが、グループボイトレレッスンやドイツ歌曲講座など。

東京はその他のボーカルや俳優さんや一般の方、講師の方などが多いですが、
やはり、いろんなジャンルの声に触れることができ、
お互いの長所、また陥りやすいところを、フィードバックし合い、レッスンに活かし、
生徒さんにお渡しできること…
これは私のレッスンの大変な強みになっていると思います!

兵庫・尼崎でのレッスンは、ローゼンビートまでお問い合わせお願いしますね。
それでは今日はスカイマークで行ってきます♪
まずは羽田へ。


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2016/03/06

本当にうまい人から「ミックスボイス」なんて言葉は出てこない?目標はそこじゃない。

ボイストレーナーの浜渦です。
今日はミックスボイスについて、お話ししますね。


【ミックスボイスについて】


「あなたもミックスボイスを手に入れて、憧れの高音を!」

…最近はここまで露骨な言い回しも少ないと思いますが、
ボイトレスクールの謳い文句としてよく出てくるキーワード
「ミックスボイス」
(いろんな解釈がありますが、ちょっと乱暴な説明をさせていただきますと、ファルセットと地声を混ぜ、高音域まで、実声を含んだ声で出す技法。また低音域を柔らかく聞かせることもできます。)

しかし、これまで、幾多の歌手に出会って来ましたが、
その中で、表現力に優れ、
相手を納得させるような歌唱力のある人の口から、その、
「ミックスボイス」
という言葉を聞いたことは殆どありません。

逆に、その素晴らしい歌い手に、
「ミックスボイスってなんですか?僕にできるのかな?」
と、聞かれたことはあります。

私は、
「もちろん、既に出来ていらっしゃしますよ」
と、お答えしますが、ご本人は、

「まったくそんな自覚はないし、気にしたら歌えなくなりそうなので気にしないでおきます(笑)」

・・・それでよいのだと思います。
身体全体を使い、ギリギリのバランスで生まれた呼吸から声を出していれば、
ミックスボイスは自然と身につくものなのです、


【目的は「技術」か「表現」か】


私たちはなぜ歌うのか、踊るのか、描くのか?
技術を見せるため?
いや、それは違うと思います。
やはり、自分の「生」を表現するため、
「想いを自由に表現できるようになるため」ですよね。
もちろん技術が無ければ、その表現は難しくなりますから、
体得するのは大切です。

しかし、技術それ自体、例えば、
ミックスボイスができることそのものを目標にすると、
器用にいろんな歌は歌えるようになるかもしれませんが、
目的である表現からは、或いは離れてしまわないでしょうか。

たしかに、いろんな色で自由に描きたいのに、絵の具も絵筆もキャンバスもなければ、
思い通りにはなかなかなりません。
ボイトレはまさに、その絵筆や絵の具やキャンバスを身体の中に作ることでもあります。
しかし、道具を揃えることばかりに執心しては、本来の目的「表現すること」を見失ってしまいかねません。

もちろん、私の生徒さんミックスボイスはじめ、いろいろな技術を身につけて行かれますが、
あくまで、表現の呼吸の上で、です。

呼吸も、丹田呼吸・発声、いや横隔膜が大事だ、いや、背筋が、いや…
いろいろ言われますが、
全部使えい切りまししょう!

多くの先生は、かつて自分が足りなかったところばかりを、生徒さんに教えようとしがちです。
しかしそれは、少し危険です。
その生徒さんも同じところが足りないとは限りません。
うまくその先生のかつての欠点や感性と合えば良いのですが。

やはり、その人の骨格や体格、性格や声帯の大きさなどをよく考えて、
いかに活かせるかを考えるべきだと思います。

しかし、現役プレーヤーを続けながら、それをやるのは大変感とも思います。
私は迷った結果、ボイストレーナー一本に絞って、ステージから降りたわけですが、
(近々、また初心者プレーヤーからやり直したいと思っています)

身体全体を使えるようになった時…
ミックスボイスは自然に身につくし、
その響きがいやなら、使わないことも簡単になります。
なにより、欠点が長所に生まれ変わります。

…すみません。話があちらこちらに…
技術はもちろん大切ですが、
それ自体が最終目標となってしまっていないか、確認したりり、
一度、技術を忘れて、ただ表情だけを優先して強く歌ってみるなどすることもまた、
とても大切なことかと思います。

今日もお読みくださり、ありがとうございました。


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2016/03/04

ボイトレ・レッスンで「トレーナーに必要なもの」とは?〜トレーナー・スクール選びの参考に

ボイストレーナーのはまうずです。

今後、ボイストレーニングのスクールの選び方や、
業界の現況や問題点についても「批判的にならないよう」書いていきます。


【レッスンで大切なのはメソッドなのか?】


最近、ボイトレ業界においても、認定制度などが生まれています。
(私は生徒さんに認定されれば、それでよいのですが・・・)
そして多いのが『●●先生の「△△メソッド」』
それぞれに特徴があり、面白く、大変参考になります。

私にもボイトレの師匠がいました(S先生=「MISIAなど有名アーティストを指導された方」)。
S先生は私に惜しみなく、その「S先生式メソッドと指導法」を教えてくださいました。
私自身そのメソッドで、音域はぐんぐん伸び、とても勉強になりました。

「なんでこんなに簡単に教えてくれるんだろう?」

S先生は私の父の弟子であったから、その関係もあり、可愛がってくださったのは間違いありませんが、
こんなに簡単に渡してくれるとは。

そして、私は、S先生メソッドで
「これで私もS先生並のスーパーボイストレーナーだ」
と、甚だしい勘違いをしてしまったのです。


【そのメソッドをまるまる真似して教えても意味がない!】


ある先生が開発したメソッドは、
その先生が自分の頭と身体を実験台に、
また多くのレッスン経験の中からうまれたもの
です。
何が言いたいかと言いますと、そのメソッドは

「その先生だから最もわかりやすく伝えられる方法」

であって、他のトレーナーが参考にはしても、
そのまま「まるまる」真似しても、
なかなかうまくいきません。いくはずはありません。
その先生の感性だからこそ、その先生の身体や性格だからこそできたことなのです。
それなのに、その先生のメソッドをやってますと「看板」を掲げても、
不遜と思わざるを得ないのです。

だからと言って、最初から完全オリジナルのメソッドを開発するのも不可能です。
私たちは声を出して話している時点で、誰かの真似をしています。
だから話せるし、イントネーションも作れます。


【今の時代どのメソッドも目指すゴールは同じ!?大切なのは伝え方】


私が舞台から降り、ボイストレーナー専門プロとして歩み始めた頃は、
まだまだ「根性論」のレッスンが多く、
「気持ちが足りないから」
「俺の真似してみろ」
と言った言葉が飛び交うのレッスンがスタンダードでした。
それに嫌気がさし、
「理論的なレッスンをする先生がいないのか?では私がなろう!」
としたのがそのキャリアのきっかけです。

最近は、業界全体で論理的な、レッスンをするようになってきています。
(ここはクラシックの声楽は未だに弱い・・・)
よく考えてみれば、ボイトレに通う目的は、
「良い声が出て、歌唱力が上がり、滑舌よく、大きな声が出て、etc」
方法論も進化しましたが、
「ミックスボイスが腹式呼吸が、、、」
と目指す技術に大差ありません。

大差ないとなれば大切なのは、
「誰よりも分かりやすい」「通うことが楽しい」
ということが挙げられます。ですから私は、
どんな性格の体格の、症状の生徒さんがいらっしゃっても、
同じレッスンはせず、その生徒さんの全体像をみながら、

「何を?なぜ?どのように?」

を明確に伝えるためにどのアプローチを柔軟に変え、修正し、
どのアプローチでも「腑に落ちて納得」していただけることを、
肝にしています。

【技術偏向に対する警鐘】


長くなってもうしわけありません。
最後に、技術偏向に対する警鐘を。
確かに業界から根性論は減ってきました。

その一方で、技術偏向がすこし気になります。
「上手いけれど感動はない」
「カラオケ点数が良ければOK」
「ミックスボイス」をやたらと売りにする。
これらに少し疑問を感じるのです。

身体全体を使った溢れる感動の呼吸から出す発声法を、
独自の方法で「とにかくわかりやすく」お伝えしています。
身体全体を使いそのバランスを身体が覚えれば、ミックスボイスはもちろん、
呼吸法も表現法も歌唱力もセリフの力も身につくのは当然のことです。
私は、そういう呼吸から生まれた声は、
きっと相手の「うん」という頷きを得られると思っています。
そしてそこに本当の人間らしい個性が宿るのです。

世の中、色々な宗教、主義主張がありますが、
そういう、想いの溢れた呼吸で話し合えば、歌い合えば、
きっと、考え方はちがっても、すぐには理解できなくても、
納得しあえる、世の中が来る。
これが私のボイトレの最終目標です。
それは100年後か1000年後か10万年後かわかりませんが。


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2016/03/01

表面張力から「溢れる一滴」のような呼吸で声をだそう

ボイストレーナーのはまうずです。
今日はまた呼吸についてお話しします。


【呼吸の「器」と「中身」】


私たちには呼吸を容れる器としての身体があります。
そして、それを満たす中身としての呼吸があります。
その「器」と「中身」のバランスが大切です。

器は大きいけれど、中身はないのも困りますし、
すぐに溢れてドバドバ出てしまう器の小ささではまた困ります。

前者は声はいいけど、ただそれだけであったり、
後者は、感情豊かと言うよりぶちまけてしまい、歌っている人だけがひとりで感動してしまっているように見えてしまうかもしれません。
これでは感動はうまれません。


【表面張力から溢れる一滴のような呼吸】


理想は、

ちょうど表面張力から、やっと溢れ出した一滴のしずくのように、我慢から生まれた呼吸を吐くこと。

それが、声で空間に感動の絵と物語を描き出す最高の絵の具となります。

表面張力は、水が溢れようとしているようにも、
溢れないように耐えているようにも見えます。
そんな精神エネルギーと体力、感情のバランスの末の一滴です。
あなたの呼吸には、そんな瞬間がありますか?
その上で、大きな器で中身がなみなみとあり、そのバランスを保ったまま、一滴ずつ溢れさせ続けるのです。
その表現の時間が終わるまで…

表面張力
(表面張力から溢れる瞬間の写真を撮ってみましたiphone5ですが^^;
結構緊張しながら何か、落ち着き、楽しかったです♪)


【感情は呼吸に宿る】


感情は呼吸に宿ります。
そして、呼吸から声は生まれる。

気持ち=呼吸=声

感情はぶちまけても、出てこなくても相手を頷かせることはできません。
いい声なだけでも、ただ上手いだけでも頷かせられません。

私は歌に限らず、全てにおいて、そんな感情の大きさとバランス感覚が重要だと思います。
それがあれば、たとえ意見は違っても、納得はできなくとも、
お互いの生き方は尊重できるのではないでしょうか?

人間の器とか中身とか言いますが、
この呼吸と無関係ではないようにも思うのです…

しかし、なみだ枯れることがあるように、心も疲れてしまうこともあります。
そんな時は、また水がたたえる時がくるまで、休むことも大切かと思います。

今回もお読みくださり、ありがとうございました!



最近「無断転載や引用されてるよ」
とのご報告をよくいただきます。
なるべくご一報いただき、引用元を明示くださいますよう、お願い致します。


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