2016/05/31

「音程の自由さ」が歌唱力、表現力の秘訣

ボイストレーナーのはまうずです。
ただいま関西レッスン中です。
数十名のみなさんと楽しくエキサイティングなひとときを過ごします♪

さて、今日は音程の自由さ。

もし、楽譜に音符がなく、歌詞とリズムしかなかったら、
みなさんはどんな風に歌いますか?
いや、まず、歌えますか?

「でたらめになってしまうではないか?」

そうです。そのデタラメな音程を付けられるかがとても重要なのです。

しかも、それが楽しいかどうか?

さらにそのまま、カラオケや伴奏が付いても、
そのまま自由にデタラメに、でも歌詞とテンポは守って、
されにリズムは自由に取る。

さらに聴いている人に、そのデタラメを聴いて、
「なんかそういう曲なような気がする」
と納得させられるか?

これができる人に正しい音程を与えたとき、
本当に楽しい音楽、表現となるのです。

逆に曲をしってしまっているために、その音程をなぞるだけになり、自由さとはほど遠い表現、
いや、表現から離れてしまうのです。


デタラメ=自由です。
破れかぶれとも違います。

これは簡単なようで実に難しい。
「明日から自由にしていいよ」
といわれれば、一瞬喜ぶかもしれませんが、
実は、大変不安であり、怖いものです。

我々は帰る場所、例えば家や職場や学校や友達などがある限定的な自由は好きですが、
明日から、もう全ての物から自由になる、
というと、これがたいそう難しいのです。

そのすべてから自由になったあなただけの音程を作り上げるには、
身体と呼吸と声帯が三位一体にならなければ不可能です。

ボイトレとは自由になるためのもの。
表現とは自由になる為の物。

歌を習って、勉強して不自由になっていませんか?

自由さを得てしまえば、歌うスタイルなど、その人の自由なのです。


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2016/05/26

いい声って結局どんな声?

ボイストレーナーの浜渦です。

良い声って結局どういう声でしょう?
元々の持ち声が良いことを指すこともありますし、
キレイな声を指すこともあります。
また、迫力のある声を良いということも…

しかし、表現としての良い声を考えると…
たとえ、大きな声でもなく、
高い声でもなく、
ガラガラであっても、
ひっくり返ったとしても、
さらに少し音程がズレだって、
「伝えられる声」ならば、
相手あっての表現として、良い声ではないでしょうか?

しかし、伝わらなければ、たとえ綺麗な声や響いた声でも、ただそれだけで、
表現の良い声とは違うと思うのです。
(もちろん、何より自分自身に伝わらなければ…)

では伝わる声とはどんな状態の声でしょう?
気持ちは呼吸に宿ります。
思いを伝えられる呼吸で鳴る声。
それはすべて良い声だと思います。

それは声帯と呼吸が相思相愛の状態の声。

生きる根源である呼吸。
その存在を感じることが難しく、
簡単にはでるけどコントロールは難しい声帯。

その二つを、最高の楽器(身体)の形のまま、どう結びつけるか。

それが基礎でスタートラインなのです。
そのあと、どんなジャンルのどんな声を出すかは、あなた次第。

スタートラインにさえ立てば、
目指す方向は自ずと見えて来ますよ♪


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2016/05/19

「声帯に好かれる呼吸」を吐こう。声と呼吸は男女の仲と同じ!?

ボイストレーナーの浜渦です。

「強くて、優しくて、心がひろくて…」

女性はそんな男性に惹かれるのではないでしょうか?
(違ったらごめんなさい(^^;;

でも、声帯はまさにそうです。
そういう呼吸を好みます。
いや、もう大好物です。

そういう呼吸を吐けば、
声帯の方から呼吸によってきます。
(もちろん、最初はそうは簡単に寄ってきてくれないかもしれません)

思い切り吐く息の強さ。
しかし、胸でプールすることで、体の外へ出る時はそっと優しく吐く。
しかも、喉は開いている。
(前回の喉を開けるということは心を開くということをご参照ください)

そういう呼吸に声帯は惹かれ、薄くしなやかに伸びて寄ってきて、閉じてくれます。
そういう、呼吸と声帯が相思相愛、一体となって生まれた声は、
みずみずしくしなやかで、時に力強く時に優しい声となるのに疑いはないかと思います。

しかし、
乱暴で一方的で、そのくせ弱かったとしたら…

・・・これでは男女問わず嫌われますよね。
もちろんそんな呼吸は、声帯に嫌われます!
声帯が寄ってこずにまったく声にならなかったり、
立ち向かって分厚いまま呼吸と戦い、痛めてしまう…。
…そんな思いをした人はたくさん、たくさんおられると思います。

声帯が振り向いてくれるその日まで、
そんな呼吸を吐き続けましょう。
いや、意外と何ヶ月かで、場合によってはその日に振り向いてくれますよ♪


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2016/05/16

喉を開けることは、心を開くということ「そこから生まれた声が本当のあなたの声」

ボイストレーナーの浜渦です。

1.喉を開けることは心を開くということ


精神論のような精神論ではないような話ですが、
練習はうまくいったのに、
本番やレッスンになると喉が詰まったようになってしまう人は多いかと思います。
人前であがった結果そうなってしまうわけですね。
これは目の前にいる人に心を開いていない状態です。


2.喉を開けることは空気を作り、共有すること


喉をあけること、気道を開くことは、空気を作り共有することです。
決して空気を読むことや空気を読まないことではありません。
さらに声を出すことによって、その心の開き具合は多くの方に伝わります。
それはとても意義があり、多くの人がそうしたいと思っています。
心も開きたい。
注意したいのは、心を開きたい=気道を開けられる
ではないのです。


3.喉を開けることは服を脱ぐより恥ずかしい!?


人前で喉を開けることは、
人によっては人前で服を脱ぐより恥ずかしい、怖いと考える人も大勢います。

「心を見透かされる」
「本当は思いを伝えたいのに、うまくいかなかったときのことを考えると怖い」

その結果、人前に出るとガタガタになってしまう


4.喉を開けることは相手を受け入れるということ


舞台でのお客さん、会議での発言・プレゼン、日常の会話。
その相手が全幅の信頼を寄せられる相手であることの方がめずらしいかもしれません。
しかし、先にこちらが開くことが、相手の信頼を得る第一歩となります。
たとえお客さんが、
「だれでコイツ?どこの馬の骨だ?」
という空気を醸し出していても、
たとえお客さんがたったひとりでも、
こちらが先に心をひらくことです。
繰り返しますが、開きたい、開きたくないは関係ありません。
気道・喉を開けるのです。
例えアガっても、緊張しても、喉だけは開けるのです



5.喉を開けることは「やりきること」「表現すること」


喉を開けて、気道を開き、その状態を保ったまま、思い切り呼吸をする。
これが「やりきること」「表現すること」と考えます。
しかし、やりきっても、
まったく、良い評価を受けることができないかもしれません。
・・・そんなことは・・・

「クソ食らえ!!!」

です。。。
評価は良くなくとも、必ず、やりきった自分に満足し、
次のチャレンジに迎えるでしょう!



6.心を開いた声が本当の良い声


高い声が出る。シャウトができる。ビブラートや、フォールができる・・・
それらは大切なことでしょう。
しかし、もし、心を開いていなければ、つまり喉を開ききっていなければ、
それらは、本当には相手にはつたわらないでしょう。

心=喉を開き、つまり、世の中の空気と自分の肺の中の空気をしっかりつなげた中で、
コントロールされた呼吸。
そこから生まれた声であれば、
しゃがれていようが、音域がでなかろうが、ちょっとくらい発音が悪かろうが、
きっと相手に伝わります。
何より!自分に伝わります。
自分が感動しなくて、なぜ、相手に何かを伝えられるでしょうか?


私は、そういう呼吸とそれを生み出す方法、つまり、開いた表現方法をお伝えします。
結果、歌唱力や演技力はどんどんあがります。
音域も広がり、一般に言われるミックスボイスなど自動的にできます。
それは教えなくても、勝手に生徒さんの方で、個性が出てきて、
体の性能を活かして、うまくなってくれるのです。

※レッスンで萎縮するのは教授・講師・トレーナー側がそれに気づいて対処し、責任を持つべきと考えます


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2016/05/13

「躁鬱」は表現の必須項目です(facebook記事)

ボイストレーナーの浜渦です。
…躁鬱、なんて言いますと「すわ病気」と捉えられタブー視されてしまいます。
これは表現活動、つまりひとが生きて行くには必須のものであり、精神科医にまかせておけばいい問題ではない…
その観点にたって、誤解を招くかもしれませんが、facebookの自分のタイムラインに書かせていただきました...
お読みいただければ幸いです。



…タブーと思いつつ書きましたが、ご理解あるコメントをいただいています。
よろしければコメントもお読みいただければ幸甚に存じます。


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2016/05/10

「意味のある高い声」はテクニックだけでは出ない

ボイストレーナーの浜渦です。

高い声を出したい!

誰しも一度は思うことではないでしょうか?
しかし、小手先のテクニックで高い声が出るようになっても、
高い…だけ…と、なりかねません。
なにより本人が納得いかないはずです。

意味のある高音域。
表現として使える音域を広げなければなりません。

そのためには鼻腔共鳴や呼吸法などのテクニックだけでは足りないのです。
特に共鳴は本来、呼吸と声帯の結果ですから、
日本人的に真面目にやると、ただの鼻声となりかねません。
むしろ共鳴は放置。
必ず後からついてきます。

呼吸が出来ているのが前提として、
(なにを持ってできているかも難しいのですが、腹式呼吸よりもフォーム、呼吸の形、そしてなによりクリアな呼吸音が大切です。呼吸音については近いうちに解説しますね)

あとは、
その呼吸に出したい音程に合わせて…

「思い切って勢いをつける勇気」
「勢いがつくまで声を出さない勇気」
「つけた勢い以上の声を出さない勇気」
(この勢いをフォームを崩さず、クリアな呼吸音で出すのが難しいのです)


などが必要となります。
最後は結局気持ち?
と言われれば答えはYesです。

怖がって息の勢いがつかなかったり、途中で失速したり、喉で勢いがあるふりをしたり、勢いが付く前に声を出したり、勢いどころか、息を吐く前にのどを締めて、クリアに程遠い呼吸になったり…
と、失敗する要素は枚挙にいとまがありません(^^;;

しかし、このあたりはテクニックより勇気なのです。
勇気です!
破れかぶれは絶対だめですよ♪


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2016/05/09

呼吸が変われば声が、そして何より「人生が変わる」

ボイストレーナーの浜渦です。

呼吸が変われば声が変わる。
そして人生が変わります。

これは私がずっと言っていることです。
呼吸することは生きること。
そのシステムを変えるのです。

もちろんそんなことで、簡単に、
主義主張や宗教観は変わらないかもしれません。
しかし、人生は変わります。

呼吸には、その人の生き様や、性格、
健康状態、こころの状態、気持ちの躁鬱とその幅まで、
如実に表れます。

これを「表現」のキーワードのもとに変えていくのです。
ボイストレーナーは、本来そのひとの人生に関わる仕事。
呼吸を広げ、膨らませ、受け入れ、与える。
そんな呼吸で共に人生を豊かにしていく。
ここに大変な責任を感じ、覚悟を持って取り組んでいます。

私は世界中の皆さんが、そういう呼吸をすれば、
どんなに主義主張や宗教は違っても、
いつの日か、人々はそれを超えて理解しあえる。
そう信じています。
いや、だからこそ、こんな仕事をやっているのだと思います。
もちろん私一人の力ではどうにもならないし。
私の生きている間は無理かもしれません。
1000年後か、5000年後かわかりません。
もしかすると、そんな日はこないかもしれません。
しかし、それっだけは諦めたくないのです。

せっかくこの世に生まれてきたのですから。

何をかっこつけとんねん?
お花畑?

そこはおゆるしください。
それより、むしろ、空気を読むとか読まないとかでなく、
共に作って、創って、
一緒に夢をみれれば、
その夢、いや妄想は、いつか現実になるかもしれません。




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2016/05/03

方法論が分かってもそれだけではだめ…表現に汗をかく方法こそ覚えよう

ボイストレーナーの浜渦です。
ゴールデンウィークの真っ只中、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は関西でのレッスンを終え、新幹線で東京へ向かっております。

みなさんも経験があるかもしれませんが、
「これだ!」という方法を掴んだつもりで、
何日か経ったら忘れてしまう。
いや、同じやり方をしているはずが、
何故か前のように声が出ない。

それもそのはず、
「これだ!」と思ったその日、これだと思うまでになにをやったのかを思い出せますか?
試行錯誤、汗をかいて、悩んでたどり着いたはずです。
それを答えだけ覚えておくというのは不可能です。

やはり、汗して練習せねばなりません。
むしろ汗をかくような練習をするのは大変難しいことです。
逆に、方法論がぶれていたり、まちがっていると、いくら練習しても前へ進まないどころか、どんどん悪くなりかねません。

私はそういう汗して、でも楽しく、表現することがワクワク興奮するような練習方法をお渡しします。
しかし、それを実践し続けるのは生徒さん次第ですが、少しでも実践を続けてくださったら、間違いなく基礎力と表現力が伸びると自負しております。
そしてそれは多くの生徒さんが証明してくださいます。
(…えらそうにごめんなさい。このくらいの勢いがないと、この仕事に人生かけられません(^^;;)

汗なんか流さずとも、楽に歌い、高い声も出せる方法だってある?

…あります。
たしかにあります。

しかし、申し訳ありませんが、私はそういう表現に興味がないのです…

歌はうまい方がいいし、音域も広いに越したことはないでしょう。

しかし、我々はロボットではありません。
血の通った人間です。
そのひとりひとりの生き方を、想いを伝える。それは音域を出すことよりも、
上手く歌うことを目的とした上手さよりも遥かに尊い…そう思うのです。

しかし、想いはあっても伝えられない、
いや、想いを封じ込めてしまっている。

そんなひとはとても多いのです。
そしてそれは私がボイストレーナーでいる大きな理由となっているのです。

想いを出したい方、そのための方法を知りたい方、なんとなくの上手さや、音域はいらないという方、お待ちしております♪
音域や音量、ミックスボイスなどは、あくまで副産物でついてくるのです。

なんか疲れが出てますね…


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