2016/07/31

呼吸法・発声法を難しく考えると失敗の始まり「腹式呼吸は自動的に」身につけましょう

ボイストレーナーのはまうずです。

腹式呼吸、鼻腔共鳴、支え・・・
・・・ボイトレや声楽・ボーカルレッスンのみならず、いまや台詞やナレーションのレッスンでも、
嫌というほど出て来ますね。

(以下は「はまうず式呼吸発声表現法」に基づいて書きます)

何故腹式呼吸をするかと言いますと、
「ひろげた胸をひろげたまま吐いたり吸ったりする為」
ではそもそも胸が開かなかったら。。。

腹式呼吸の意味は半減どころか、場合によっては、
無意味に近くなります。


胸を開くには、体幹全体をひろげなければなりません。
寒いときに強ばるのと逆方向の力ですね。

そしてもう一つ大切なのは、呼吸の支え。
これもレッスンで嫌という程出て来ますが、
実際、何を何の為に支えるのかはなかなか解説すらされず、
ただひたすら「支えが足りない」と言われるばかり。

では支えとは。
広げた、開いた身体(体幹・胴体)の状態をまず作り、
その中で胸回りが落ちたり縮んだりしないよう、
踏ん張る事です。
(違う発声もありますが、日本人はこれが一番合うと思われます)
しかし、そもそも身体を開かないと支える物すらない
ということになります。
させる物すら無いのに、
「支えをしっかり」なんて言われても、
生徒さんはピンと来るはずもありません。
ここは指導者がよほどちゃんとしなければなりません。

これらは私のレッスンを受けていただいている方は分かると思いますが、
それほど難しくはありません。
ただ肉体的にはかなりの運動量となります、というか単純に体幹トレーニングです。

さて体幹(胴体)をしっかり広げて、それをキープしたまま(つまり「支え」たまま)
呼吸をすると、自動的に腹式呼吸しか出来なくなります。

そこで初めてなぜ腹式呼吸が良いのかが分かるのです。

良い声を出す為に腹式呼吸をするのではない。
開いた身体を保つ為にはそれしか無いのです。

では何故身体を開くのか。

身体を開く状態とは、
何かにとても感動したり驚いたりした時に動物がとる、
自然な行動だからです。

その感動した状態で生まれる呼吸と声。
それが我々が欲しているものではないでしょうか。


ところがその腹式呼吸や鼻腔共鳴等、本来副産物の物が、
当初の目的のように取り違えられている、
また、感動を伝えるはずが、良い声マニアになってしまっては、
本末転倒。

私がここで主張した事をやれば、共鳴や呼吸法は、勝手に身に付くのです。

というわけで関西レッスン中の浜渦でした^^
外は明るいのに、途中えらい夕立が・・・
気持ちよかったです♪
雨



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2016/07/20

正しい音程より発音より発声より呼吸法よりも…

ボイストレーナーの浜渦です。
関西レッスン、無事終了しました^ ^

さて、表題の通りですが…

正しい音程の前に自由な音程。
正しい発音の前に気持ちが伝わる発音。
正しい発声法の前に自然な発声。
正しい呼吸法の前に身体を開いて感動した時の体の状態をつくること。

正しいより自然であること。
どんなに正しいとされる呼吸法でも、
身体が強張っていては叩いても鳴らない太鼓のようなもの。
それを共鳴のせいにしてしまったり、
声帯のせいにしてしまわないようなしましょう。

なぜ声を出すのか。
なぜ歌うのか。
なぜセリフを吐くのか…

気持ちを伝えるためであってほしい。
上手いに越したことはないし、
いい声であった方がよいでしょう。

でも…伝わらなければ…。

さて、明日から東京です!

…関西でイキッている私。
…関西レッスンは、私たち兄弟が育ったローゼンビート(父母が創設)でレッスンさせていただいております。

※転載、引用される方はひとことご連絡いただければ幸いです。



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2016/07/07

喉を「下げろ」ではなく「自然に下がる方法」

ボイストレーナーの浜渦です。

「喉を下げろ」

声楽を習ったことのある多くの人、
また、近年では他のジャンルの方でもそう教わったことのある方はおおいのではないでしょうか?

確かに、訓練すれば、筋肉で喉の位置を下げることは可能ですが、どうしても力が入りがちですし、身体と一体にならずに不自然な響きになってしまうことがあります。
そこで、下げろではなく、

自然に下がる」です。

肋骨や肩甲骨を大きく開いて呼吸をすると(やり方を間違えなければ)、
通常、人間の喉の位置は若干下がるようにできています。
これは例えば、

「えー、本当に~!?」

などと、すごく驚きながら吸う時の深い呼吸と同じです。
手で軽く喉の上の方を触りながら、この呼吸をしてみてください。
少し喉が下がった感じがすれば正解です。
(目を見開きながら、口を少し開けていきながらやるとわかりやすいですよ)
自然に下がらなければどこかが間違っています。

(↑軽く下がった位置。力をかければ最も下げられますが、やめましょう…)

喉の位置は、恣意的に動かすのではなく、驚きや喜びなどの感動という反応の呼吸と連動しないと、表現として意味が薄れてしまうのです。
歌やセリフ、朗読などがうまくなりたいならなおさらです。
あとはこの喉の位置をキープしたまま、
息を吐き、声を乗せると…
…とても疲れますが、できる人なら一ヶ月もあれば、呼吸法は身につきますし、舌根も自然と下がってきます。
表現や、歩き方まで変わってきます。
当然ですが声は自然に鳴り響くようになってきます。

言われたからただ喉を下げる、無理矢理舌を下げるでは、喉に大変な負担をかけかねません。
鼻腔共鳴や、ミックスボイスも、この呼吸ができずにやっても、浅い不自然な響きになってしまいます。

…発音に関しても、この自然に喉の下がった位置で、まず母音を作り、滑舌をよくできてこそ本物です。最初はむしろ発音が悪くなってしまうこともありますが、
自然な喉の位置なくして滑舌を云々しても、喉を痛めかねませんので、辛坊強くやりましょう!
MC業や、声優さん、人前で話すことが多い人は特に注意が必要ですね♪

※一部、また全部を転載、引用される方はひとことご連絡いただければ幸いです


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2016/07/02

「喉に負担がかかっている」「喉が詰まった」と思った時はここをチェック!

ボイストレーナーの浜渦です。

「喉がつまった」
「喉に負担がかかっている」

そんな風に感じた時、すぐに喉や声帯の調子や、響き、ミックスボイスがどうのと責任の所在を決めてけてませんか?
大抵そんなところには原因はありません。
キチンと原因をチェックしましょう。

ではチェックポイントをアドバイスします。

1.呼吸をちゃんと吸えるフォームと柔軟性があったか?

2.フォームと柔軟性はあるが、呼吸がキチンと吸えてなかったのではないか?

3.吸えているが、ちゃんと吐けてないのではないか?

4.しっかり吐けているが「胸で圧縮」できていないのではないか?

5.胸で圧縮できているが、声帯が鳴るまでがまんできていないのではないか?

6.全部できてるのにクセで力を入れたりしていなかったか?

…惜しみなく書かせて頂きました♪
とにかく簡単に喉や声帯のせいにしてはいけません。

結局、基礎ができていないと、その先に何をやっても積み重ねられません。
発声は1から順に積み重ねる「足し算」なのです。


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