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「ボイトレ」と「本番(歌唱やセリフ)」の違い

みなさまこんにちは。
今日はボイストレーニング、つまり声作りと、実際の歌唱やセリフとは何か、
またその違いや気をつけるべきことを書きたいと思います。
少し長いですが、ボイトレに限った話ではないとも思いますので、よろしければお読み下さいませ。

身体というキャンバスを「客観的」に見てバランスを取りながら、個々の要素・パーツを「考えて」動かし、絵を描く』
ためのトレーニングがボイストレーニング
だと考えています。

絵を描くときのキャンバスや他の楽器などは通常「自分の目より前」にありますが、
声のキャンバスとなる身体は「目より後ろ(というか中)」にあります。さらに常に変化し続けているからやっかいです。
もちろん絵や他の楽器もそうでしょうが、自分というキャンバスを相手にする訳ですから、
自分を客観視することがとりわけ重要です。
自分から外へ向かう目線でもなく、他の人からどう見えているかという目線でもなく、
自分にとって、自分が外から自分をどう見ているかという自分の自分に対する客観性です。
自分言い過ぎですね^^;でも私はそのくらい重要視しています。

本番は、そのキャンバスを見続けること。本番中に個々のパーツを考えているヒマはない。
歌唱のときに、横隔膜が、、、なんて思っている余裕はないはずです。

本番中、キャンバスだけを客観的に見ることで「その気」になれるのです。
「客観的イコール冷めている」のでは無くむしろその逆なんです。

しかし、通常のボイトレでは個々のパーツの動かし方のみを教える場合が多いわけです。
しかも、その動かし方も「お腹に力いれる」「喉の力を抜く」「舌根を下げる」といった、
目標のみで方法論の欠落したものが多かったりします。

ボイトレではこの個々のパーツや筋肉を考えて動かす訳です。つまり演奏技術とでもいいましょうか。
そこには論理が必要です。
しかし!最も重要な自分を「客観視すること」つまり「キャンバス」から目をそらしていけません。
これは視点の転換、価値観の転換が必要不可欠です。

頭で方法論ばかり考えてると目がどうしても泳いでしまいます。
泳ぐことが悪いというより、自分を客観視出来ていないことはマズいことです。
なぜなら、どんなに描く技術があっても、キャンバスがどこにあるか分からないようでは、
描きようがないからです。

自分をしっかり見つめながら頭もフル回転で考えて身体を使う。これがボイトレ。

歌唱やセリフのときは身体を使うことは忘れて(ボイトレで積み上げていれば忘れても勝手に出来る)、
自分の世界をキャンバスにがむしゃらに描くことに集中する。

自分を客観視できるようになれば、演奏技術が初めて生きてきます。

これらは私の研究・経験上の今のところの結論です。

実際、どんなに一生懸命呼吸を研究したり、腹筋や背筋運動したり、泳いだり走ったりしてるのに、
10年やってもだめだったり・・・絵はうまいし、料理もうまい、ピアノもうまいが歌だけがダメ・・・
・・・こんな人は意外と多く、頑張っているのに上手く行かない人のその共通点は、
「自分を客観的に見れない」つまり、
自分の今の価値観や立ち位置にこだわり、価値観や視点を変えることが苦手な人が、
なかなか上手く行かない・・・
これは結構はっきりしているような気がします。

またえらそうに辛辣なことを書きましたが、逆に言えば、視点を変えることの価値に気付けば、
ある日突然人が変わったような歌を歌いだしたりするのです。
その瞬間に立ち会うのがとっても楽しいし、ウレシイ。
トレーナー冥利に尽きる瞬間です。

それほど視点の変化は大切です。
キャンバスと絵の具や絵筆が楽しく会話ん始めるという感じです。

実際のメリットについてはまた後ほど書かせて頂きますね。
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