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異性の発声を指導する時の注意点

皆様こんにちは。

異性のボイストレーニングをするとき、
注意しなければならない点がたくさんあります。
今日はそのひとつを。

よく女性のトレーナーが男声を教える時、1オクターブ落として、みほんで歌うことがあります。これはやってはいけないと思います。

確かに楽譜上の音をそのまま出すと、女声は男声より1オクターブ上を出しています。
だから男声に合わせて1オクターブ下げてやる…
…理屈ではわかりますが、

それでは男声にはまず、発声技法的なものは、「何も伝わりません」

長くなるので、理由はここでは書きませんが、
ほとんどの場合、せっかく1オクターブ落としてやっても相手の男声は「?」
となるはずです。特に高音域を1オクターブ落として見本を見せても…時には反感を買ってしまうこともありえます…

特にクラシックにおいては、
「女性は男性の発声を教えるのは難しい」
と、よく言われますが、ここも関係しています。

ヒントとして…
生徒さんは「先生のその音域における正しい発声」を求めているわけではないのです…。

逆に私は、女性の発声指導をするとき、
1オクターブ上げてやることが多いです。
もちろんキツイです(笑)
こちらはHi-Gを出しても、相手のソプラノの方にとっては1オクターブ下のGですから…
しかし、男声の発声のまま、楽譜上の音程で見本をみせても、
それが良い発声なら、
「感心はしてもらえる」かもしれませんが、
違う音域の違う技法なので「参考にはならない」
わけです。
1オクターブ上を私が出すのは大変ですが、それをやることで伝えることができます。

じゃあやはり、女性も男性を教えるときは1オクターブ下げて…
いや、違います。それとはまったく事情が異なるのです。

それは力のバランスをどの次元で取るか、というところにも話がすすんでいきますので、このあたりで…。

ともあれ、講師側は、自分にとって良い発声をみせるより、
「目の前の生徒さんに、次の発声、未来像が想像できるような見本」を、
みせる努力が必要かと思うのです。
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