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絶対音感(の危険性)と歌唱力(必読です)

絶対音感。
この10年ほど、この言葉がよく使われるようになったと感じます。

この絶対音感とは簡単に言えば「ある音の高さを記憶で覚える」ということでしょうか。

これがあれば、確かに「小学校の音楽のテスト」的には楽になります。
つまり音痴にはなりにくい。

しかし、こういう方も多いはずです。
音程バッチリ、いい声、乱暴ではなく、
音量も適切で、よく歌詞も読めていて、
そして「あんまりうまくない」
…というか、言葉は悪いですがヘタ。


いったいこれはどういうことでしょうか?
小学校や中学校の音楽のテストでは
「音程とテンポと歌詞があっていれば合格」
となります。あとは大きな声くらい。

ですが、音程「感」、リズム「感」、発音の「流れ」、ボリューム「感」
はほとんど無視されます。
(これはカラオケの点数でも似たようなことが言えます。)

今日はその音程「感」だけクローズアップします。(他もいずれ)
絶対音感で音を取ることができる人(さらに楽譜がよく読める人)の多くの人が抱える問題。
それは、

「その絶対音を喉の苦しさで覚えてしまっている」ことです。

簡単に言えば、
「この高い音はこの喉を締め付ければ出る」
「この低い音はこれくらい喉を押さえつければ出る」
と、知らず知らず、自覚のなく覚えてしまっているわけです。
こういう人は本当は音程が合っているのに
「ぶら下がっている」とか「うわずっている」とか言われてしまう可能性が高いです。


断っておきますが、絶対音感が必要でないのではありません。
使い方を間違えれば火傷する、ということです。
(とくに幼少期には私は絶対音感にこだわらず、なんとなくの「聞き覚え」をお勧めします)

この絶対音感から解放されると歌はかなり自由になります。
なぜなら間違った気道の開け閉めがなくなり、呼吸につまり「歌の気持ち」に一貫性が出るからです。
これは「話すこと」でも同じ。イントネーションがわざとらしく聞こえる人を想像すればお分かり頂けると思います。
ただし面白いのですが、
「一旦音痴になる人続出です(笑)」
(でも歌うことがとっても楽しくなる!!)

「(笑)」とつけてますが、これは慣れれば大丈夫。
なぜ音痴になるかはわかりますよね?
喉の苦しさから解放された分、その苦しさで覚えてしまっていた人は、
今度は本当に、耳と呼吸が仲良くならなければ音が取りにくくなるからです。
しかしそれができれば自然な音程感をつかむことも可能となります。
この頃にはなぜか発音も綺麗になっていたり♪(理由はちゃんとあります)

ここを無視して高音が苦手とか舌根が上がる、などの議論をしても、
また、仮に高い音が出るようになっても感動はないでしょう。

これもはまうず式呼吸発声法における「歌唱法」の大きなヒントです。
楽譜に強い人ほど声が固くて、
苦手で音痴な人ほど自由な声を出す傾向にある理由のひとつが、
ここにあると考えています。
本当は小学校くらいのうちにそのことを教えて欲しいし、
声楽科の方は全員手に入ればければなりませんが、実際それができている人は少ないのが現状かもしれません。 にほんブログ村 音楽ブログ ヴォーカルへ

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