2015/02/16

発音矯正の落とし穴。問題は滑舌ではない!?声を使う全ての方に。

こんにちは。ボイストレーナーのはまうずです。

一般の方でも「発音が苦手」
「何を言っているのかわかりにくいと言われる」
ボーカルの方声楽の方でも
「歌詞がよくわからないと言われる」

このような症状にお悩みの方は多くいらっしゃいます。

そして多くの方が、発音が悪くなる原因を、
舌や顎や歯など、つまり滑舌などの口腔内の問題だと思っていらっしゃいます。

そこで発音矯正に取り組み。。。
苦手だった「ツ」や「シ」が言えるようになった・
けれども同時に声がガチガチになったり「留鳥という言葉」からはかけ離れた、
チグハグな話し方になってしまった。


これはどういうことでしょうか?

よく音楽の教科書の最後に「正しい口の開け方」の図解が載っていたりしますが、
実際美しく話すアナウンサーや俳優さんがそんな口をしている人はおられません。

これまでのトレーナー経験からいいますと、
発音や話し方の矯正が目的で来られた方のほどんどが、
滑舌や口の動かし方の問題もありますが、それよりも、
呼吸が発声よりも弱く、そのために発音が悪くなってしまっているのです。

つまり同じ人が同じ舌や顎の動かし方をしても、
呼吸と発声の関係で、
「良い発音になったり悪い発音になったりする」
のです。

「呼吸>発声(息が流れている)」で発音が良くなり、
「呼吸<発声(発声のために息が止まっている)」で悪くなることが非常に多いのです。

このことに気づかず「私は滑舌が悪いんだ」と舌や顎に入らぬ力を入れて矯正すると、
後々大変なことになります。

あくまで
呼吸の流れを邪魔しない発声、
呼吸の流れを邪魔しない発音、
呼吸の流れを邪魔しない抑揚(歌なら音程)

この三つができているか?いや、いつ、どれが、どのくらい呼吸を邪魔するかに気づけるか?
そしてそもそもの呼吸が自分にとって最上のものであるか?
これらは声の道を進む方にはバイブルにして欲しいくらいですが、残念ですが、総合的に教えられることは、
ほとんどありません。音楽大学など、むしろその能力を奪ってしまうことすらあります。
(ごめんなさい。ただ批判したいだけではありません。このために歌が嫌いになってしまったり声を出すのが怖くなった人は大勢いるのです。)

ここを見極めるのが本当の耳のよさであり、
自分自身のマネジメント能力が問われ、
引いては、空気を読むのではなく「創り出す」力となるのです。


これについてはポップスであれクラシックであれ、ナレーションであれ、声優さんであれ同じです。
このマネジメント能力をみなさんにレッスンでお伝えしてまいります。


↓ブログランキングに参加しています♪よろしければおねがいします♪
にほんブログ村 音楽ブログ ヴォーカルへ
FC2Blog Ranking

コメント

非公開コメント