2015/03/27

頭でわかって、身体で実践して、身について、やっとこさ本当にわかる。

頭でわかって、身体で実践して、身について、やっとこさ本当にわかる。
つまりレッスンとはいつも「後付け」なんです。できるようになった後にわかるんです。
ところが、声は見えませんから、どうしても以下のように分かれがちです。

1.根性論
2.システムの説明のみ
3.技術>基礎

1.最初から「気持ちが足りない」とか「練習が足りない」と言っても生徒が逃げ出さないのは、もはや音楽大学くらいかもしれません。根性というか精神論ですね。
では「根性がいらないか?」と言われれば、「登場がもっと後」と言えばいいでしょうか。やり方がわかって、この練習が正しいと思った時にどこまで自分を追い込めるか。それとも、疲れそうになったらすぐにやめるか、ここは根性かもしれません(笑)

2.は、筋肉の種類やシステム、どうなったら良いのか、の説明「だけ」で、では「どうすればその筋肉が動くのか、使えるようになるのか」という「方法論」はない。方法論のところになると「先生が声を出して見本」を見せる。いきなり論理が抜けてしまうわけです。

3.が最もまずいです・・・「タングロール」や「リップロール」などばかりやって「今ある大したことのない実力を、声帯の柔らかさや、呼吸のバランスをとることによってのみ」まとめてしまう方法です。これは、高音が出るようになったり、ミックスボイスができるようになったりしますが「感動はナシ」という場合が多いのです。こうなるとそもそも何のために声を出していたかわからなくなります。

1.は声楽など伝統のある現場に。2.は結構いろんな現場で見かけられます。3.は、現在のボイトレ業界に多く見受けられます。

整理しなければならないのは
まず「なんのために声を出すのか、歌うのか」
それは「表現のためである。」
では「何をもって表現するのか」
それは「呼吸である」
なぜ?「呼吸に気持ちが表れるから」
じゃあ「気持ちがより表れる呼吸をしよう」
でも「でもどうやって?」

その「ついで」に声を出すんです。
なぜ「声を出すの?」

「自分を含めてより多くの人に『気持ち』や『生き方』を伝えるため」

こうやって系統立てて目的と手段を常にはっきりさせながらレッスンすることで、生徒さんは腑に落ちて「やるべきこと」「目指すもの」「今どの段階か」がわかるのです。
そういうトレーニングをしていると自ずと、1.2.3.の本当の必要性がわかってきます。技術もいる、根性も時には、身体のシステムを「自分のイメージで」理解する。

音程や歌詞も同じです。
しかし多くの人が
「良い声」「正しい音程」「正しい発音」が
「目的」にすり替わっています。

レッスンも同じくです。そうなるとそもそもの前提がおかしくなるのです。


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