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「低音域」と「高音域」がきちんと出ないと「中音域」は出ない!?

こんにちは。
ボイストレーナーの浜渦です。

呼吸のことがわかってくれば、我々動物は、程度の差はあれ、

地声の低音か、ファルセットの高音が得意であることがわかってきます。
(地声が低音が得意で、ファルセットが高音が得意なことが多い、といったほうが良いかもしれませんが)

そして、普段話し声に使っている中音域はもっとも苦手であることが多いのです。
犬や猫なども、程度の差はありますが、
低音で唸る威嚇する、高音のファルセットとも言える発声で吠える、遠吠えする甘える・・・

しかし、私たちは本来苦手な「中音域」で話すことが多い。
これは「自然」より「普通」であることを望んでいることの証左かもしれません。
中音域は地声とファルセットがしっかりできて初めてきちんとなりうる音。
(そのあと地声を混ぜたまま、本当の高音域まで持っていくことができるようになります)
それができているわけでもないのに使っている中音域は
「中音域しか出ない発声」である可能性が高いのです。
しかもその中音域もすぐ喉が疲れてしまいます。

つまりは動物的でない発声をしているわけです。

しかしもっと私が危惧するのは、昨今特にですが、
中音域しか出ない発声に誤った鼻声とも言える共鳴を足して、
無理やり高音域が出るようにする発声法です。
これは大変危険です。
そして今、高い音が出るようになった人の中に、
このパターンの方がたくさんおられるのです。
これはボイトレ業界自体もここにはまってしまっているように感じます。

何が危険かと言いますと、後々声が痩せていく、
そして何よりこの発声(というより呼吸)では、まず感動の表現ができない、ということです。

長くプロで活躍している方は、単なるうまさより、むしろ、
感動をつくる能力が素晴らしいわけです。
感動とは呼吸の粘りです。
腹式呼吸やいろんな音色を得たくらいではそれは手に入りません。

うまさは飽きますが、感動は飽きません。

部屋に飾った「ただ綺麗な絵はいつしか壁紙と同化」し、存在すら忘れる・・・
しかしムンクの「叫び」やゴッホの「ひまわり」ならどうでしょう。

いつも長くなるので今日はこのあたりで・・・^^;
このあたりはまた解説しますね。
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Theme: ボイトレ
Genre: 日記

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