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【保存版】「お腹から声を出せ」とは「他の方法を使うな」ということ。自然な響きを得る最良の方法は「待つこと」

ボイストレーナーの浜渦です。

良い声を出したい。
すぐに声が疲れる。
高い声が出ない。

まず考えていただきたいのは、
声は「出す」ものではなく「出る」もの
ということ。

声帯は自分の意思でやすやすとコントロールできるものではありません。

そこで「力をいれるな」とか「お腹から声を出せ」
という表現になるわけです。

お腹から声を出すとはどういうことでしょう?

そもそも声帯を振動させる方法を
乱暴ですが、3つに分けて考えましょう
(医学的なことは忘れてください)

声帯を喉の力で無理やり閉めてそこに息が当たる。
これが多くの方が喉が痛いとか、高い声が出ない、という方法です。
しかし、最も簡単な方法です。声帯が伸びないまま、閉じるのでうまく振動しません。
それどころか、息がつまり、結局声帯は開いてしまいます。
つまりこの時点で自然な共鳴は得られません。

声帯は開きっぱなしで、息の量と勢いで出す
これは息漏れを起こします。数撃ちゃ少しは声帯が振動する。。。
うまくコントロールできれば音色としては有用です。
しかし、ただ息を出すだけでは1フレーズも持ちません。
息漏れを防ごうとして、結局声帯を無理やり閉めてしまうことになりがちです。

上記の2つをやらない方法
・・・これが正解、というかこれしかありません。
つまり、声帯を喉の力で無理に閉めず、
息がどっと出ないように胸を落とさないように踏ん張っておく。
この時、背筋から、足にかけて大変筋力が必要となります。
ドラムのシンバルと同じです。
シンバル自身は宙に浮いている感じですが、
それを支えているシンバルスタンドは地面からしっかり踏ん張っています。
しかし、この支柱がしっかりしているからこそ、浮いているシンバルが、
しなやかに、また、叩き方次第でいろんな音色が出るわけです。
しかし、このシンバルを上から押さえたり、上に肉をおいたりしたら、どうなるでしょう?
もちろん、その音は鈍い音色になります。
どう叩いても音色の変化はたいして見込めません。

これを身体にたとえてみればいろんなことが見えてきます。
自分の身体をしっかり開き、振動する予定の骨格(胸や喉周り、アゴや歯や頬骨や鼻など)の上に
物を置かない、固めない。
つまり、骨を宙に浮かせ、骨を関節を周りの筋肉で固めないということです


この時点で腹式呼吸しかできなくなっているはずです。

あとはひたすら待つ
声帯がその気になるまで待つんです。
シンバルと違い、声帯も生き物です。
寝れば、声帯も寝てしまいます。

ですから、起きるまで待つ!
胸郭から頭までの骨を浮かせ、胸を落とさずどっと息を吐かない。
これはルールです。
このルールを守り続ける。
声帯がその気になるまで。
このルールをまもれば、ひっくり返ろうが、がなろうがOKです。
いや、シンバルと同じで叩き方次第であらゆる音色が出せるようになります。
でも、朝は、ファルセットや小さな声で待つ。
これが本来やるべき発声練習です。

我慢すれば、かならず声帯の方から振動し始めます。
私たち人間は、この声帯も毎日のように起こさないといけません。
それを待てない人は、喉を閉めたり、呼吸を垂れ流したりしてしまう。
これでは一生自然な響きを得られないでしょう。

キーワードは「待て」です。
他の二つの方法を使わなければ、
どんな声でもOK。
待てばやがて声帯はしなやかに鳴り響くのです。

この時出る声は、上手いとか下手とかを超えた、
あなただけのオリジナル。唯一の響きとなって響き渡ることでしょう。

これが「お腹から声を出せ」の正体です。
他を使わなければ、必ず勝手に動き出します。
意識しては動かないのです。
意識して動かせうようではダメなのです。


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