L
o
a
d
i
n
g
.
.
.

日本人の「共鳴(鼻腔共鳴)」に対する誤解とは?「響く身体を鳴らす」!!

ボイストレーナーの浜渦です。
よく、
「鼻を響かせろ」
「胸を鳴らせ」
などと言われます。

ホールを響かせるなどと言いますが、設計者から言えば、
「設計通りに響いた」であり、
「ホールの性能を活かせる歌い手であるかどうか」
つまり響くホールを鳴らせられるか
の話であるわけです。

つまり、響く箱をつくる。
我々で言えば響く体を作るのであり、響かせるのではない。
そこに振動が届けば「勝手に響く」わけです。
響く箱、つまり身体を作るのがまず最初の作業になります。
また詳しく書きますが、
響く体になればなるほど、一般的に声は最初は出しにくくなります。
だからみなさん、出しやすい、つまり間違った発声を身につけてしまうわけですね。

その間違ったまま、つまり響かない体のまま、「響かせよう」とすると、
「そこ」しか響かなくなります。つまりつまっているわけです。
鼻腔共鳴は大切かもしれませんが、
これではただの鼻声です。

実際には「副鼻腔を中心に骨という骨、空間という空間がすべて鳴る」がもっとも効率がいいわけです。
さらにその響きの中心地は音程や体の使い方で可変することができます。
さらに体の使い方を変えなければ、
響きの中心地は、頭のてっぺんから、胸まで「自動的に可変」できる
ようになります。


この過程で、ミックスボイスやチェンジボイスも「自動的に」身につくわけです。

響く身体を作らないまま、多くの方が響かせようとし、また
「響きを集めろ!」などと指導してしまいます。

「鼻だけを無理やり響かせる」のと「鼻を中心に全部が響く」くらいの差があり、
日本人は前者がかなり多いのです。
これが大きな日本人の誤解なのです。

これに気付いた人は、響きのために姿勢や、
響きのための骨格づくりなどに気をつけるようになります。
それを考えてやる運動と、ただ走ったりするのとでは、
楽器が出来るか、ちょっと健康になる、くらいの大きな差が生まれるのです。

そういう意味での「響かせろ」は間違いなのです。
響かせろではなく「響く」「響け」ですよ^^


響く身体をつくることと、それを鳴らすテクニックは、全く別のことでありながら
、同じ身体を使って両立しなければなりません。
それが声の難しく、面白いところですよね!!
響かない身体を無理に鳴らすと、鼻腔共鳴どころか、ただの鼻声となります。
これでもそここ高い声が出るから勘違いしてしまいます。
しかし、それでは本当には人の心には響きませんよね・・・! にほんブログ村 音楽ブログ ヴォーカルへ

↑ブログランキングに参加しています

Comment

Leave a Reply





管理者にだけ表示を許可する

Trackback