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舌根を下げるより、なぜ上がったのかを考えることで「実力も見えてくる」

ボイストレーナーのはまうずです。

【そもそも、なぜ舌根があがるのか?】


いまでもよく、

「舌根(ぜっこん)を下げろと言われる」
「舌根が固くなるから柔らかくしろと言われる」

というご意見をいただきます。
そこで、スプーンで舌をおさえるように言われたり、無理矢理、舌をお皿のようにへこませる事をやってみたりとする方も多いのですが、これは逆効果です。
上がってくる物をおさえると、異物を押し出そうとして、
ますます力が入ります。

そもそもなぜ舌根が上がり、また固くなるのかを考えると、


1.緊張するから
2.そうしないと声が出ないから


といったことが考えられます。
まず、1.ですが、緊張すると、ひとは、その場の空間と自分をシャットアウトしてしまいがちです。
なにより、表現する事は、ビビっていようが、怒っていようが、
自分の肺(呼吸=気持ち)と世の中をいかにつなぎ、共有するかにかかっています。


そして2.舌根が上がることで、喉が上がり(喉と舌は繋がっていると考えて下さい)、気道が狭くなるわけですが、そのおかげで、息も漏れずに集約し喉にとどまり、声が出しやすくなる訳です。
出しやすいと言っても、間違った出し方である訳です。ここで言う「出しやすい」は、
ただ、出るか、出ないか、ということ。
つまり、もし舌根が上がらなければ、どうなるかを考えなければなりません。


【「緊張が原因」は中途半端に自分を大切にしない事!】


先ほども書きましたが、表現とは、共有する事です。
それが相手に受け入れられるかどうかはともかく、前へ提示しなければなりません。
緊張したときに、
閉ざしてしまうタイプの方が多い訳です。
「こう思われたらどうしよう」と思ったとたん、
閉ざしてしまうわけです。そうして舌根で蓋をしてしまう!!
そうではなく、適正に怖がる事!
2時間ドラマの最後を思い出して下さい。

「やっぱりアンタだったのね!」
「今頃気づいたのかい!?」

そんなやりとり(笑)
もう命がけですから、
「相手に変な声と思われたくない」
なんて思っている暇は無い訳です。
そう、「命までは取られる訳ではないから、リラックスしていけ」は間違い。

命がかかった人の呼吸を思い出す事。
みんな舌根は上がりません。
要は中途半端に自分を大切にすると、閉ざしてしまうのです。
ですからボイトレ・レッスンでは、
緊張しない方法、ではなく、むしろ、
「緊張しても、ビビってても声がちゃんと出せる方法」をお渡ししています。


【「舌根を上げない」対策は「実力を認める事」!?】


そもそも、舌根がなぜ上がるのかを、先ほど書きましたが、
では「上げなければどうなるのか」・・・

「声が全く出なくなる」
「出てもフラフラになる」
「ひっくり返りまくる」
「息が全く続かない」
可能性があります。


上げたり、固くすると、一応でて、フラフラせず(ただしビブラートもなくなる)、
ひっくり返らない(ただしニワトリをシメコロシタような声に・・・)息も続くこともある・・・
でも、
喉が痛くなる、高い声は当然出ない(振動が止まるので)、自然な響きも無い・・・
それを解決する為に、ボイトレが有り、
そこにはフォーム、呼吸法等々有る訳です。
ですから、最初は、どんな変な声(多くは生徒さんがそう思っているだけ)でも良いし、
フラフラで当たり前、息が続かなくて当たり前なんです。
しかし、
「ちゃんと出さなければならない」
「正しい音程で歌わねばならない」
「いい声と思われたい」
「一息で歌わないとかっこわるい」

等という「しなければならない」事が大いに邪魔してしまい、
「自然な発声からはほど遠くなる」訳です。

これでは現在の自分の実力がわかりません。
これは女性より男声に多い現象です。


どうしても男声の方が、この点ではプライドというか、カッコ付けたい気持ちが多くなるようです。

最初は続く無くていいから、息を吐く事。
無くなれば吸えば良いのですよ。
声帯という器官は非常にアホ、というか、ツレナイやつです(笑)

100%の呼吸を吐いて、それを受ける身体を作っているうちに、
声帯も、
「そんなに身体が頑張ってるならオレもしなやかに伸びて振動してやろうかな・・・?」

そんな存在なのです。
それを知る事です。
これはただ方法論や、医学的にこの筋肉がどうこう、、、なんてことでは全く解決しない事なのです。

実は舌根にはもう一つ「滑舌と発音」が大きく関係します。
滑舌を少し考え過ぎというか、滑舌悪さの原因は舌ではなく、多くは呼吸に有ります。
滑舌と発音と呼吸と発声の関係を一気に良くする方法を開発し、レッスンで実践していますが、
これはまたの機会に解説しますね。生徒さんからは、
「身体は疲れるけど、どんどん力が抜けていって不思議」
とのご意見を頂いております♪

長くなりましたが、本日もお読みくださり、ありがとうございました!


最近、内容やテーマについて「無断で引用されたり、盗用されていますよ」というお話をいただきました。
コピペ不可、なんてことはしたく有りませんので、
もし、引用される方は、出典の明示と、できましたら、ご一報いただければありがたいです。
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