2016/03/01

表面張力から「溢れる一滴」のような呼吸で声をだそう

ボイストレーナーのはまうずです。
今日はまた呼吸についてお話しします。


【呼吸の「器」と「中身」】


私たちには呼吸を容れる器としての身体があります。
そして、それを満たす中身としての呼吸があります。
その「器」と「中身」のバランスが大切です。

器は大きいけれど、中身はないのも困りますし、
すぐに溢れてドバドバ出てしまう器の小ささではまた困ります。

前者は声はいいけど、ただそれだけであったり、
後者は、感情豊かと言うよりぶちまけてしまい、歌っている人だけがひとりで感動してしまっているように見えてしまうかもしれません。
これでは感動はうまれません。


【表面張力から溢れる一滴のような呼吸】


理想は、

ちょうど表面張力から、やっと溢れ出した一滴のしずくのように、我慢から生まれた呼吸を吐くこと。

それが、声で空間に感動の絵と物語を描き出す最高の絵の具となります。

表面張力は、水が溢れようとしているようにも、
溢れないように耐えているようにも見えます。
そんな精神エネルギーと体力、感情のバランスの末の一滴です。
あなたの呼吸には、そんな瞬間がありますか?
その上で、大きな器で中身がなみなみとあり、そのバランスを保ったまま、一滴ずつ溢れさせ続けるのです。
その表現の時間が終わるまで…

表面張力
(表面張力から溢れる瞬間の写真を撮ってみましたiphone5ですが^^;
結構緊張しながら何か、落ち着き、楽しかったです♪)


【感情は呼吸に宿る】


感情は呼吸に宿ります。
そして、呼吸から声は生まれる。

気持ち=呼吸=声

感情はぶちまけても、出てこなくても相手を頷かせることはできません。
いい声なだけでも、ただ上手いだけでも頷かせられません。

私は歌に限らず、全てにおいて、そんな感情の大きさとバランス感覚が重要だと思います。
それがあれば、たとえ意見は違っても、納得はできなくとも、
お互いの生き方は尊重できるのではないでしょうか?

人間の器とか中身とか言いますが、
この呼吸と無関係ではないようにも思うのです…

しかし、なみだ枯れることがあるように、心も疲れてしまうこともあります。
そんな時は、また水がたたえる時がくるまで、休むことも大切かと思います。

今回もお読みくださり、ありがとうございました!



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