2016/07/07

喉を「下げろ」ではなく「自然に下がる方法」

ボイストレーナーの浜渦です。

「喉を下げろ」

声楽を習ったことのある多くの人、
また、近年では他のジャンルの方でもそう教わったことのある方はおおいのではないでしょうか?

確かに、訓練すれば、筋肉で喉の位置を下げることは可能ですが、どうしても力が入りがちですし、身体と一体にならずに不自然な響きになってしまうことがあります。
そこで、下げろではなく、

自然に下がる」です。

肋骨や肩甲骨を大きく開いて呼吸をすると(やり方を間違えなければ)、
通常、人間の喉の位置は若干下がるようにできています。
これは例えば、

「えー、本当に~!?」

などと、すごく驚きながら吸う時の深い呼吸と同じです。
手で軽く喉の上の方を触りながら、この呼吸をしてみてください。
少し喉が下がった感じがすれば正解です。
(目を見開きながら、口を少し開けていきながらやるとわかりやすいですよ)
自然に下がらなければどこかが間違っています。

(↑軽く下がった位置。力をかければ最も下げられますが、やめましょう…)

喉の位置は、恣意的に動かすのではなく、驚きや喜びなどの感動という反応の呼吸と連動しないと、表現として意味が薄れてしまうのです。
歌やセリフ、朗読などがうまくなりたいならなおさらです。
あとはこの喉の位置をキープしたまま、
息を吐き、声を乗せると…
…とても疲れますが、できる人なら一ヶ月もあれば、呼吸法は身につきますし、舌根も自然と下がってきます。
表現や、歩き方まで変わってきます。
当然ですが声は自然に鳴り響くようになってきます。

言われたからただ喉を下げる、無理矢理舌を下げるでは、喉に大変な負担をかけかねません。
鼻腔共鳴や、ミックスボイスも、この呼吸ができずにやっても、浅い不自然な響きになってしまいます。

…発音に関しても、この自然に喉の下がった位置で、まず母音を作り、滑舌をよくできてこそ本物です。最初はむしろ発音が悪くなってしまうこともありますが、
自然な喉の位置なくして滑舌を云々しても、喉を痛めかねませんので、辛坊強くやりましょう!
MC業や、声優さん、人前で話すことが多い人は特に注意が必要ですね♪

※一部、また全部を転載、引用される方はひとことご連絡いただければ幸いです


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