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枠組みに嵌るな。壁を作るな

ボイストレーナーの浜渦です。

今の世の中はあらゆることに壁や枠組みをを感じます。
その壁のなかで生きられるものの中でだけ優劣がきまる…だから変革が起こらない。

日本のホワイトカラーの生産性が著しく低いのはこういうところにも、
その理由があるのかなと思います。
残業にウンザリしながら、生産性の低さは棚に上げてしまう…
しかし、この層が社会の枠組みやステータスを作ってしまっているのかと疑わずにもおれません。
…彼らは「真のリーダーシップがないからだ」とのたまう。

そんなんじゃ何も変わらねぇよ、と。

強いリーダシップは中小企業の大将こそ必要でしょう。
大企業のホワイトカラー層こそ、
本当は自営業者としての個人のリーダシップが必要だとおもうのは私だけでしょうか?

…かといって若者もそういう枠組みに抵抗せず、その枠組みから外れないように保守的になっているように思います。
(それを人生の先輩方の多くは責める権利はないでしょう)

ニコロ・マキアヴェッリは以下のように述べています。

「困難な時代には、真の力量を備えた人物が活躍するが、太平の世の中では、財の豊かな者や門閥に支えられた者がわが世の春を謳歌することになる。真に優れた大人物は、国家が太平を謳歌している時代には、得てして冷遇されるものなのだ。」

現代は困難な時代とされているようで、まさにこれだと思います。
どこかで守り守られる壁、枠。

そんな社会が作った枠から漏れたり、
その枠の中では活躍できないようなひとがたくさんいるように思うのです。
才能をくすぶらせているひとが。

芸術も似たようなものです。
声楽の世界も、ジャズの世界も枠組みだらけ。
ボイトレの世界ですら枠を作ろうとする。
枠のおかげで、芸術にはあってはならない、
「何級とか何段」とかがうまれ、勝手にヒエラルキーが作られ、個性を失い、
芸術っぽいもの、声楽っぽいもの、ジャズ風など、雰囲気の世界に堕してしまい、
本物からは離れてしまいかねません。

なるほど、その中では上手い人もたくさんいるし、テクニックもある人も多いし、
枠のおかげでむちゃくちゃひどい人は排除もされるかもしれません。

しかし、その枠組みの中だけの話で、
下手な人からはスゴイと思われつつ、
「本物を持つ人」からは、心の中で笑われているかも知れない。
…そうだとしたら、こんなに恥ずかしいことはない…

たくさん拍手をもらっても「本物のひと」から笑われるなら、
どんなに下手でも「おもろい表現してるな」
というのがスジだと思うのです。

私は、みんながプライドやステイタスや生まれや貧富の差や宗教観や主義主張の差や壁や囲いを捨てて、
こころから楽しく表現ができる世界を夢見て、無力なりにこれまでやってきました。
みんなが本当の、人間らしい表現ができれば、上手いかろうが下手だろうが、そのひと自身もみんなも喜び合えるはずだと信じてきたからです。
もしみなさんが本当の表現をしたいなら、
枠にとらわれない本当の生き方をしないといけないでしょう。
もし枠の中にあったら、その中で、本質を見失わない努力が必要でしょう。
身体を開き真ん中に息を通し、何があってもこれを貫くこと。
自分を開いてバランスを取ること。

それができないで、腹式呼吸や鼻腔共鳴やミックスボイスが何の役にたつでしょうか?

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