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綱渡りの「命がけの緊張感」が「あなたでなかればならない表現(プロの条件)」を生む。ボイトレの本質を見誤るな

緊張感を持て?


ボイストレーナーの浜渦です。
よく「緊張感を持て!」
何て言われますが、我々日本人はどうしても精神的な緊張感といいますか、
ただピリピリするような緊張感ととらえがちです。
もっともっと命がけの「動物的な」緊張感が必要なのです。


必要なのは綱渡りの緊張感


ちょうど綱渡りや平均台をの上を歩くような緊張感。
それが芸術の表現者として必要な緊張感です。
このとき、体は開き、重心は下がっています。
それでいて、常にバランスの微調整をしています。
そうでないと落ちてしまいます。

この緊張感を持っているか、持ち続けているかどうか。

これが本当の意味で感動させられるかどうかの鍵を握っています。

どんなに上手くても、ロープから降りたところでああだこうだとやっても感動は伝わりません。

しかし、多少間違えても、ひっくり返っても、

ロープから降りなければ、その感動は伝わるのです。
それを感じ取る能力が人間にはあるのです。

つまり歌や演劇などの芸術表現は、この体のバランスを保つための緊張感が肝なのです。

変な言い方ですが、

落ちたら死んでしまうような綱渡りの緊張感を、持続させながら、
平然と、外からはまるで脱力しているように、
時には力が入っているように見せながら、
時に前へ後ろへ、時に跳ね上がり、うなだれ、
綱渡りではできないはずの右へ左へ動く。

そんな緊張感を絶対に安全な地上で再現できるかどうか。

そんな中で歌い、演ずるのです。
命がけでやる!
簡単に言われがちですが、本当に、命がけのバランスで、
そのバランスから生まれた呼吸で歌い、演ずるのです。

綱渡りという「命がけの体のバランス」をとることこそが感動につながるのです。

命をかけるというと物騒ですが、歌や演劇や絵画などの表現は誰よりも命をかけながら、
そして死にません。
究極の命をかけた平和的行動だと思います。

芸術家に平和を愛する人が多いの私はうなずけるのです。


命がけのバランスから得られるもの


その究極のバランスは身体全身の筋肉としなやかさが求められます。
しかし、そのおかげで、半ば自動的に、

●発声法(共鳴やミックスボイス・・・本当はこんな言葉どうでも良いはずです)
●腹式呼吸(なぜ腹式呼吸が必要かを身を以て知ることができます。)
●幅の広い感情表現(命がけの重心バランスを取る過程で生まれざるを得ません)


昔の人の方が感動多く、現代の人はただ上手い


昔は今のようにボイトレスクールも少なく、テクニックのメソッドも系統立てて行われておりませんでした。
早い話根性論が強かったわけです(声楽界は今でもその傾向がありますが)。
しかし、身体を使おうとする努力今の何倍もあったため表現の基礎が強く、
上手くなる人は少ないが、万一上手くいった場合大化けする。
そういう人がいたわけです。
翻って現代は、スクールや養成所も多い。
しかし、表現の基礎はほとんど教えられず、テクニックでうまさを出す傾向になります。
論理的で系統立てられているため、多くの人が上手くなる。
しかし、感動は・・・?
これが現状です。

本当は論理的に、系統立てて、感動を生み出す身体とそのバランスをつくることこそ、本質であり、
我々ボイストレーナーの役割のはずです。

たとえ小手先のテクニック高い音が出ても、感動がないことが多いのは
「踏み台を使ってジャンプして高く飛べた」
と喜んでいるようなもだからです。

それならロープの上で1cmでも飛んだ方が、
当たり前ですが、感動があります。



命がけの表現はだれでもできる!


みなさんも、生きている間に、
上手い歌や絵ではなく、
命がけの、自己表現をやってみてください。

それは必ずや皆さんの心を豊かにし、
周りの人たちへ、きっと良い影響をあたえることでしょう。

もう一度。
緊張感のない地上で安全な上手いではなく、
ロープ上の上手い下手を超えた命がけの表現を。
その時生まれたものは全て、声お演技も線も、いや、普段の生活さえも、
あなたにしかできない、
あなたでなければならない生きる証となるはずです。
健闘を祈ります!!


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Genre: 日記

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