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10秒以上かけて息を吸えますか?

ボイストレーナーの浜渦です。

声は呼吸から生まれます


息が続かない人も、
大きな声を出したい人も、
高い声で歌いたい、叫びたいひとも、
思い切り噴水のように吐けることが必須です。

声は呼吸から生まれますから、声変えたければ、呼吸を変えねばなりません。
「胸に息を当てる」なんて言いますが、
まずはしっかり息を吐けないことにはそれは不可能です。
しっかり吐けるまでは鼻腔共鳴や、ミックスボイスなどは忘れてしまいましょう!

しかし、ちゃんと吐けるということは、
ちゃんと吸えるということでもあります。

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しっかり深く息を吸いましょう


喉の奥が涼しくなるような「スー」とほんの少し音を鳴らしながら息を吸えますか?
口からでも鼻からでも構いませんが、口や鼻の音が鳴るのではなく、どちらから吸っても
喉の奥で何かが吸い込まれるような音が鳴っていること。
これはどのジャンルの歌を歌うにしても大切なポイントです。

そのまままずは10秒。
できれば20秒吸い続ける。

さらに途中で鼻から吸ったり口から吸ったり、その両方から吸ったり、
吸う場所をどんどん変えましょう。
この時吸う場所を変えても継ぎ目なく吸い続けられるか。
具体的には、吸う音が、鼻からでも口からでも、途中でチェンジしても変わらなければOKです。
たくさん吸おうとしてもできません。
呼吸が浅いと、これらのことは不可能なのです。

脇腹を広げて、軽く持ち上げる。
そしてこのフォームをキープできるかがカギです。

背中が広がってしまう感じになるとあっという間に吸えなくなってしまいます。
このフォームのキープができないと、しっかり吐くことも不可能となります。
また、吐くときにフォームが崩れると、腹式呼吸であっても、吐き終わりに向かって気道が閉まってしまい、
喉がつまるだけでなく、
次の呼吸がしっかり吸えなくなるので注意しましょう。


まとめ


このゆっくり吸うということは、実はお坊さんにも必須項目なのです。
お経のようにしっかり安定して長く息を吐くにはしっかりゆっくり吸えることが大切です。
しかし「歌でそんなにゆっくり吸う時間はないのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも大丈夫です。
ゆっくり吸えるようになれば、本当の意味で早く吸えるようになります。
ゆっくり吸えない人が早く吸っても、吸っているようでごく浅い息だったり、
すぐに漏れてしまう使えない息だったりするのです。
ピアノでも、ゆっくり弾けるようになれば早く弾けるようになっていきます。
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>>>ボイストレーニングS.V.L.ウェブサイト または、メールinfo☆song-voice-life.com (☆を@に変えてください)にてお待ちしております。
※プロ・アマチュア、ジャンル、経験は一切問いません。 自然に身体と喉を開いて生まれる自然で豊かな声と呼吸で空間というキャンバスに自由に描き出す・・・その喜びをぜひ感じてください。 レッスンは浜渦弘志のマンツーマンレッスンです。
レッスンスタジオ:東高円寺・新宿・センター南・尼崎
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