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人間、大切なのは「遠因」です。素晴らしい世の中が訪れるために

今年最後の投稿です。

私たちは何かあると
「悪いのはこいつのせいだ」
「親が悪い」
「頭がおかしいからだ」
などと、刹那に原因を決め、そこを責めてしまいます。

しかし、もし少年が重大な犯罪を犯したとしましょう。
(予め申し上げますが、犯罪を擁護したり、犯罪者をかばう意識で書いてはおりません)
大抵は、その少年自身を責めるか、
また「親を出せ!!」「学校が悪い」
などと、近親者や近い関係者を責めるでしょう。
そうして社会的制裁を加えては忘れてしまう。

私は、罪を憎む心よりも、せいせいして忘れてしまうことの方が残酷であり、
長い目で見て、犯罪をこの世から減らすことにマイナスなのではと思うのです。

ちょっといまから思いつきでストーリーを書いてみます。

●少年が重大犯罪を犯しました。
「ひどいガキだ!重罪にしろ」
ここで終わってしまうこともあります。
しかしどうやら背景に母親がいるようです。
母親がドラッグにはまって子供は荒れていたことが分かったとしましょう。
「悪いのは母親だ!」「母親を引きずり出せ!!」

確かにそれが本当のことだったとしましょう。
しかし、なぜ母親はドラッグにハマったか?
それが分かってきました。
それは別れたご主人のDVが原因だったとしましょう。
たぶんこの辺りで

「その男のせいだ!そいつを引っ張り出せ!」
という向きと、
「そんな旦那と結婚したやつの自己責任だ!!」

くらいに分かれるかもしれません。
もちろん、自己責任と切り捨てるのは容易ですし楽です。
何より、せいせい、すっきりします。
そこで終われますし、対象がはっきりしますから。
しかし、人間すっきりするとあっという間に忘れてしまう。
二度と同じ事件を起こさせないためにはまずい方策です。
そして何より、忘れてしまうことは、被害者にとっても残酷なことだと思うのです。

では、それよりもなぜご主人のDVが始まったのかを考えてみましょう。
それは「会社の上司からの理不尽極まりない扱いと解雇」だったかもしれません。

じゃあ「その上司は誰だ!」
ではなぜその上司は理不尽な人間になったのか?
上司の母親が昔、男にだまされて、人間不信になり、
子供に「なにがあっても人を信用せずに、蹴落として上へあがれ」と教えたのかもしれません。

じゃあ、その上司の母親を騙したのは誰だ!
それは、もしかすると…
あなたの、或いは「私のおじいさん」であった…なんてことがないとは言い切れない…?

ちょっと突拍子もないことを書きましたが、世の中、人も物も何らかの形で繋がっています。
私はそれが社会であり、その責任を果たしてこそ、社会参加が許されると思っています。

しかし、それはしんどいことです。
なぜならば、何かあるたびに、遠因の遠因には自分や自分に近い人がいる可能性があるからです。
それならば、キリのいいところで自己責任論を挟んで、自分に及ぶ前にすっきりさせたほうがよい。
しかしそれは果たして社会に参加はしていても責任は果たせているのか?

ここまで書いて、ちょっと無茶な理論なような気もしますが、私はそう思うのです。
先ほども申し上げましたが、忘れることは被害者にとって長い目で見て残酷である。
もちろん、事件当初は被害者や関係者の感情を考えれば、遠因など遡ってはいられないかもしれません。
それはそれでアリだとも思います。
しかし、そこで終わらず、遠因をそれぞれが想像してみる、考えてみる。
自分には回り回ってどこかで繋がっていると思ってみる。
それは面倒臭いし、なんで俺が、と思うのも頷けます。

しかし、それをあきらめずに遡って考えることが、忘れずに社会背景を俯瞰し、

「ではそれに対し、自分が何ができるか」

それをひとりひとりが少しでも考えるきっかけになるのではないでしょうか。
私はそんな世の中が、たとえ、100年後、1000年後でもいいから訪れて欲しい。
そうすれば、世の中のあらゆる問題は良い方に、解決に向かっていくのではないか。
明るい方に向かっていくのではないかと思うのです。

それには自分を守らないこと。
囲いを外すこと。
それが大切だと思うのです。

最後にもうひとことだけ。
声も遠因が大切です。
想像力を切らさず、遡っていくこと。
それはなにより自分を知ることでもあるのです。
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Theme: 人生を豊かに生きる
Genre: 心と身体

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