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「根性論」や「見て盗め」「聞いて盗め」について…「いじめ」や「ふるい落とし」につながる危険性

ボイストレーナーの浜渦です。
「根性論」や「見て盗め」「聞いて盗め」…これらはまだまだあらゆる分野でくすぶっているようです。
今日はこれらの弊害や、なぜそんな風になってしまうのか、どうすれば排除できるのか、講師側の視点で解説します。


1.「いじめ」「ふるい落とし」につながる危険性


「根性論」や「見て盗め」「聞いて盗め」
それらは、身体に基礎が落とし込まれ、頭で向かう方向性がしっかり見え…
「あとはその方向にむかってひたすらやるだけ」の状態になれば、役に立つこともあるでしょう。
そこからどれだけやるかは根性も必要かもしれません。

しかし、基礎もわからず、何も見えてない時の根性論は、時に、ただのイジメ、罵り、そして「ふるい落とし」になりかねません。

「いや、最初から「根性論」や「聞いて盗め」でついてこれる人もいる!」
そうおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それは「生徒さんの勘や才能がすごいだけ」です。
逆に言えば、先述の通り「ふるいにかけて」手っ取り早く才能のある生徒を見つけるには良いのかもしれません。
しかし、1円でもいただいている以上、私はそれはやってはいけないと思うのです。


2.「根性論」「見て盗め」「聞いて盗め」に陥らないために


しかし、これらは多少の応用は必要です。基礎が身につくまで、まだ生徒さんがピンと来ていなくても、
「何を」「何のため」にやるのか、時には「このくらいの努力はいると思うよ」という指標は必要でしょう。
しかし、それをやるやらないは生徒さん次第ですし、講師側が「生徒さんにあった指標を示すべく」あらゆる引き出しを持つべく研究し尽くし、し続けることが必要です。
もちろん、参考になるものでしたら、どんどん見せるべきですし、聞かせてもあげるべきです。
あくまで「なるほど」と思えるものを提供することが求められますが…。

また、ただ「教える=答えを言う」のではなく、講師自身の中に生徒さんの性格や喉や身体の状態を落とし込み、共に原因を遡ったり未来を共に見ること。
講師がそれを投げ出してはいけません(指示をだすだけとか感想を言うだけとかはダメ)。
さらに生徒さんに心を開いて貰い、私と共有することを許し認めてもらうこと。

その上で生徒さんの未来を見ること。
これが全身全霊をかける大変な作業なのです。
さらに生徒さんの信頼を得て、その未来に向かうためのその人にあった方法論を構築する。
発声法や呼吸法や論理は知っておく必要がありますが、ただ、知っているだけでは何にもならないのです。
そもそも発声法や呼吸法も生徒さんの数だけ正解があり、その正解も日々変化していくものです。
いくら講師が正しいと思っている方法を教えるだけではダメなのです。
なぜなら、上達すべきは私ではなく目の前の相手なのですから。


3.見て盗め・聞いて盗めに陥る訳とは


…このように「根性論」「見て盗め」「聞いて盗め」を排除するのは非常に大変なのです。
前項で述べた指導の要素の、どこかが欠けてしまうと講師は、生徒に八つ当たりしたり(もってのほか)、どの生徒にも同じ教え方をしてしまったり、講師側が「何が何でダメなのかなあ?」と悩んでしまったりするのです。
結果、根性論・見て盗め・聞いて盗めと、プレイヤーとしてはともかく、指導者としては如何なものかという方向性に陥ってしまいやすいのです。
早い話、見て盗め、などというのは教える側からすると、本当に楽なのです。
要は…サボリとも言えます。
繰り返しますが、参考になり、「こうすれば、こんな風になりますよ」という風に示すことによって、生徒さんが「なるほど」と思えるものを「見せる・聞かせる」のは大いに賛成です。

「声」は見えませんし、聞こえ方もそれぞれ、また性格や体格も無数の組み合わせがあり、どの楽器より、その点はデリケートです。
特に性格は大いに大いに楽器に直接的に関係します。
だからこそ大変…
だからこそ面白いのですが♪

今回はFacebookページの以下の記事より、一部加筆・修正の上掲載しました。
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Theme: 心、意識、魂、生命、人間の可能性
Genre: 心と身体

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