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「息の支えって何?」音程が合っていても「ぶら下がって聞こえる声」と「多少低くても許される声」がある!その違いとは?

ボイストレーーナーの浜渦です。
音程が悪いことで悩む方は多くいらっしゃいます。
しかし…
実際には、多くの感動的な歌を歌われる方が、アバウトな音程で歌っています。
しかし、そのことに聴いている方の多くは気づかないのです。

逆に、音程は機械で測っても合っているはずなのに、なぜか、ぶら下がって聞こえてしまう方が非常に多いのです。
こういう方に指導者は誤って
「音程がさがっているぞ!」
なんてやってしまうことが多いのです。
本当は音程は合っているのに、です。
すると結果は…?

実際の音程は上ずっているのに、聴いている方はぶら下がって聞こえるという、とんでもなく気持ち悪いことが起きてしまうのです。

もちろん、生徒さんはもうパニックです。
なぜこんなことがおこるのでしょうか?

では次の写真をご覧ください。
小瓶を手に持って下から上へと持ち上げている場面です。
ぶら下がるか下から支えられるか
もしあなた自身がこの小瓶そのものだとしたら、どちらの持ち上げられ方を選びますか?
左側は吊るされてぶら下がっている感じですよね。
一方、右側は、下から支えられている感じ。
私なら、右側を選びますが、皆さんはどうでしょうか?

右側は下から支えられている方が安定と安心を感じるかと思います。
でもぶら下がっている方は、上からクレーンのように引っ張られ、不安定と不安を感じるかもしれませんね。

呼吸は肺から口の方へ、つまりは上に向かって出て行きますよね。
この二つの写真は、その呼吸そのものなのです。

左側のぶら下がったような呼吸は、声を出す瞬間、胸が下がって、ネコが首を掴まれて持ち上げられているような姿勢になっていることが容易に想像されます。
ほんの少しでもこうなると、どんなに正しい音程を出しても、いや、基準となる音程がなくて、ただ適当に声を出しただけで、
「なんだか低くぶら下がって聞こえる」
という悲しい事態になってしまうのです。
しかし、実音程は合っているので、カラオケではそれなりの点数が出てしまい、本人はいつまでたっても気づかない、なんて事も起こりえます。

これは見た目の姿勢を修正しただけでは治りませんし、もちろん、腹式呼吸ができても解決できません。
意外とクラシックの声楽の方に多い症状です。

つまりは支えがない状態です。

…出ました。
声楽をはじめ、歌を志す人たちを苦しめる言葉。「支え」^^;

さて、一方の右側の写真は下から支えられていますね。
こういう下から支えられたような呼吸を吐くと、たとえ多少音程が下がっていても、聴いている方は、
「上へと向かっている感覚と下から支えられている安心感」があるので、多少実音程が下がっていてもそれを感じないのです。
つまりはこれが支えがある状態です。
また出ました…「支え」

私も声楽のレッスンでは嫌という程…
「息の支えが足りない!!」
と、注意されました。
悲しいことに、大抵、支えの意味は肝心の生徒さんは理解できていません。
実は、先生も支えのシステムをうまく説明できなかったり、呼吸が弱いことをなんとなく「支えが弱い!」なんて言ってしまっていたりすることが多いという現実があります…。

待ってください。
そもそも「支え」なんて言い方が良くないのではないでしょうか。
説明できないのなら、それは欠点を指摘するためだけのツールになりかねませんし、
実際これまで世間で言われてきたところの支えというのは「聴いている人にとって下から支えられている感覚、気持ち良さ」であって、実際に歌っている方で、
「体の中では何かを支えているという実感」がある人はあまりいないのではないでしょうか?

この音程感覚の違いと、どうすれば、下から支えられたような安心感のある呼吸が作れるのか、それをお渡しするのが、私たちの使命であるはずなのですが。。。
繰り返しますが、欠点の指摘は誰でもできます。
また対症療法では、本質は変わらず、根本的解決にはならないのです…

今回もお読みくださり、ありがとうございました、
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